スマート農業/スマート農業技術カタログ

農業用マルチコプター(ドローン)

技術の概要

●ジャイロやGPS等のセンサーで測位しながら飛行するため、安定した飛行ができる。
●農薬・肥料用のタンクやノズルを搭載したドローンが、作物上空を飛行し、農薬・肥料を散布
●ドローンにカメラ等を搭載し、作物の生育状況をセンシング
●飛行時の騒音が比較的小さい。
●導入面積は急速に増加している。
農業用マルチコプター(ドローン)

導入メリット

●防除作業時間を短縮可能
●急傾斜地等、 人が入りにくい場所での防除作業を軽労化
●センシングにより ほ場間のばらつきを把握し、 適肥やばらつき解消により収量増加が期待される。

解決可能な営農課題

労力削減、疲労軽減、経費削減、収量・品質向上

導入上の留意点

・現状、バッテリー駆動時間は10~15分程度と短い。
・無人ヘリと比べ導入コストは低いが、保守管理費は必要。
・防除への活用については関係者との連絡調整が必要。

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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