研究情報

研究成果『技術情報』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。

作物 平成26年(2014年)農試作物部

麦作におけるノハラジャクの発生生態

難防除雑草であるノハラジャクの出芽は年内にほぼ完了し、生存個体は越冬中から減少するが、越冬後に4割以下が残存する。土壌処理型除草剤では高い防除効果は得られない。

作物・病害虫 平成25年(2013年)農試企画経営部・作物部

キヒゲンR2フロアブルの水稲催芽籾への塗沫処理が発芽に及ぼす影響

カラス等の忌避剤としてキヒゲンR2フロアブルを催芽籾に塗沫処理をすると発芽率の低下や発芽遅延が生ずる。

作物・果樹・病害虫 平成25年(2013年)農試企画経営部、農業技術課

防護柵の外側へ電気柵を追加することでツキノワグマの侵入を防止できる

物理柵の外側20cmの位置に、地際から20cmと40cmの高さで電気柵を2本設置することで、ツキノワグマの侵入を防止できる。

作物・果樹・野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)農試企画経営部、農業技術課

広域防護柵の未舗装路に設置されたゲート下部からの野性動物侵入対策にシスイエースが利用できる

広域防護柵の未舗装路に設置されたゲート下部にシスイエースを設置することで、ニホンザルや中型獣の侵入を防ぐことができる。

作物・果樹・野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)農試企画経営部、農業技術課

広域防護柵の河川開口部からのニホンジカ侵入防止対策として、防草シートをのれん状に垂らした「防草シートのれん」が利用できる

広域防護柵の河川開口部に防草シートをのれん状に垂らして目隠しすることでニホンジカの侵入を防止できる。

果樹・病害虫 平成25年(2013年)南信試栽培部

南信地域のなし園におけるナシヒメシンクイの発生状況と性フェロモン剤の効果

近年、なし中晩生種の「豊水」や「南水」においてナシヒメシンクイによる被害が認められる。この一因として、従来と比較して8月下旬以降の発生量の増加が影響している。殺虫剤による防除が8月中に打ち切りとなるほ場では、被害を生じるおそれがある。

作物・病害虫 平成25年(2013年)農試環境部、農業技術課

木曽地域におけるアカヒメヘリカメムシの発生生態と防除対策

木曽の一部地域ではアカヒメヘリカメムシによる著しい斑点米被害が発生している。本種は出穂後の水田で1世代を経過し、成幼虫が斑点米を発生させる。防除対策としてMR.ジョーカー粉剤DL2回とスミバッサ粉剤20DL1回の合計3回散布の効果が比較的高い。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試佐久支場

施設栽培セルリーにおける紫外線除去フィルムによる斑点病の発病軽減

施設栽培セルリーにおいて、ハウス外張り被覆資材として紫外線除去フィルムを利用することで、慣行の一般農業用フィルムと比較して斑点病の発生を軽減できる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部

セルリーほ場における萎黄病発生程度と土壌生物性との関連性

セルリー萎黄病の発生ほ場では、クロルピクリン等土壌くん蒸処理で土壌の糸状菌の多様性が減少するがその後回復する。しかし、ほ場毎の多様性回復力に差が認められ、回復力の弱いほ場では萎黄病が多発する危険性が高いので注意が必要である。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部、農業技術課

トマトかいよう病の病徴とイムノクロマト法による簡易診断法

トマトかいよう病の近年増加している病徴は、最初、葉に萎れや黄化が認められ、後に、株全体が萎凋し枯死に到る。本病は、イムノクロマト法により簡易に診断できる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部・佐久支場

アブラナ科野菜黒斑細菌病菌(Pseudomonassyringaepv.alisalensis)のストレプトマイシン、銅、オキソリニック酸に対する感受性

県内の各種アブラナ科野菜等から分離した黒斑細菌病菌は、その過半数の菌株にストレプトマイシンに対する耐性が認められる。銅およびオキソリニック酸に対しては、防除効果に影響を及ぼす耐性は認められない。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部・佐久支場

アブラナ科野菜黒斑細菌病菌の罹病残渣における生残性

アブラナ科野菜に発生する黒斑細菌病菌は、感染植物(アブラナ科野菜および緑肥用エンバク)の残渣中で160日間もの長期間生存が可能であり、次作の伝染源となりうる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部・佐久支場

アブラナ科野菜黒斑細菌病の二次伝染に及ぼす降雨の影響

アブラナ科野菜黒斑細菌病は、罹病苗が伝染源となり、降雨によって周囲の株に次々と二次伝染する。キャベツにおいては、定植から1ヵ月程度の感染回避により二次伝染を防止できることから、この間が重要な防除時期である。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成25年(2013年)野花試環境部

レタス根腐病発生危険度診断手法

レタス根腐病発生ほ場における前作発病程度、土壌生物性診断および理化学性診断を組み合わせた「レタス根腐病発生危険度の診断手法」により、レタス根腐病の発生リスクを事前に評価できる。

果樹・病害虫 平成25年(2013年)南信試栽培部

日本なし「サザンスイート」のなし主要病害に対する感受性

「サザンスイート」は心腐れ症、輪紋病に対して感受性であるが、その発病程度は「幸水」より低い。赤星病、うどんこ病に対しては既存品種と同程度の感受性であり、えそ斑点病は発現性である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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