研究情報

研究成果『技術情報』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。

野菜・花き・きのこ 令和6年度野菜花き試験場菌茸部

ブナシメジにおけるワイン粕の培地利用による収量等への影響

ブナシメジ培地資材として、乾燥させたワイン粕はコーンコブ、ワタミガラ及びオガコ(乾物重)を10g程度代替して利用でき、培地利用には破砕物がより適する。

野菜・花き・きのこ 令和6年度野菜花き試験場花き部

ダリアに対する適正な長日処理技術

8月以降の短日期のダリア栽培において「黒蝶」、「ムーンストーン」及び「エターニティロマンス」に対して赤色LEDを用いた2時間の暗期中断を行うことで、露芯花の発生が抑制され切り花品質及び可販数が向上する。

野菜・花き・きのこ・土壌肥料 令和6年度野菜花き試験場花き部

肥効調節型肥料を利用したシクラメン3号鉢の低コスト栽培技術

シクラメンの3号鉢栽培において、定植時に肥効調節型肥料「オスモコートハイエンド 15-9-12」又は「ハイコントロールトータル391(180E)」を鉢当たり1.0g培土に混合施肥することで3号鉢としての標準的な鉢花品質を確保でき、肥料経費を削減できる。

野菜・花き・きのこ 令和6年度野菜花き試験場花き部

木材チップ「DWファイバーⓇ」を培土資材としたシクラメン5号鉢の栽培方法

木材チップ「DWファイバーⓇ」はシクラメンの鉢培土として利用可能で、5号鉢定植時に慣行培土の100%まで代替しても鉢花品質への影響は小さい。

野菜・花き・きのこ 令和6年度野菜花き試験場野菜部

既存株埋没改植法によるアスパラガス枠板式高畝栽培

アスパラガス栽培における既存株埋没改植法は、前作根株の抜根等を省略し新たな客土を行った上で植え替える改植法であり、収量性は従来法と同等以上である。

野菜・花き・きのこ 令和6年度野菜花き試験場野菜部

ブロッコリー「SK9-099」の花蕾径は出蕾後の積算温度から推定できる

ブロッコリー「SK9-099」の夏秋どり作型では、花蕾肥大量と出蕾後の日平均気温の積算温度の間に高い相関があり、花蕾径の計測値から、数日後の花蕾径を推定することができる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 令和6年度野菜花き試験場野菜部、環境部

白ネギの早出し(7月収穫)作型における品種特性と定植晩限

白ネギの早出し(7月収穫)作型について、主要3品種の収量性や病害の発病程度を明らかとした。また、寒冷地及び温暖地における白ネギ7月収穫の定植晩限は3月中旬となる。

果樹 令和6年度南信農業試験場栽培部

「市田柿」における摘らい及び摘花の実施が果実品質及び樹体生育へ及ぼす影響

「市田柿」において、満開15日前以降の摘らいまたは摘花を摘果と組み合わせて実施すると、摘果のみと比べて果実肥大、果実重の階級別割合、果実品質及び翌年産向けの花芽原基数には差がなく、生理落果は同程度か低下し、新梢伸長量は同程度か増加する傾向がある

果樹 令和6年度果樹試験場育種部

日本すもも「シナノパール」と県内主要品種の交雑和合性

日本すもも「シナノパール」のS遺伝子型はSaScである。「シナノパール」の結実確保のためには、「菅野中生」、「太陽」及び「ハリウッド」が有効である。

果樹 令和6年度南信農業試験場栽培部

日本なし「天空のしずく」の成熟特性および果実熟度の把握

日本なし「天空のしずく」は満開後140日頃に適熟に達し、収穫適期は満開後140~150日頃である。果皮の地色指数は熟度指数と強い相関を示し、果皮地色は熟度を把握するのに有効である。携帯型分光計により果皮地色を非破壊で測定することができ、適熟果実の地色指数(非破壊)は3.0~4.0程度である。

果樹 令和6年度果樹試験場栽培部

ぶどう「クイーンルージュⓇ(長果G11)」の除袋時期が果皮色に及ぼす影響

※この技術情報の提供は、長野県内の生産者に限定しています。詳細は試験場又はお近くの農業農村支援センターにお問い合わせ下さい。

果樹 令和6年度果樹試験場栽培部

ぶどう「ナガノパープル」の樹冠拡大完了後の果房重と果実品質

県内の生産ほ場及び試験場内ほ場より採集した「ナガノパープル」の調査サンプルを解析したところ、4本主枝の樹冠拡大完了後は果房重500gを超える果房の割合が多くなる。果房重500gを超えると、カラーチャート指数4を下回る着色不良が一部認められる。着粒数が少ないと果粒重が増加する傾向があり、着粒数と果房重に明確な傾向は認められない。

果樹・土壌肥料 令和6年度果樹試験場栽培部、上伊那農業農村支援センター

りんごM.9台木生産におけるケイ酸加里施用の効果

りんごM.9台木生産(横伏せ取り木法、再養成法)において、ケイ酸加里を施用すると良好な台木を生産できる。

果樹 令和6年度果樹試験場栽培部 

りんご「シナノリップ」に対する石灰硫黄合剤の摘花効果

「シナノリップ」に対する石灰硫黄合剤100倍液散布は、満開日以降の散布であれば散布時期によらず摘花効果が認められる。ただし、開花が遅い「遅れ花」を摘花するには、満開日より満開3日後散布の効果が高い。石灰硫黄合剤1回散布の場合は、満開3日後を目安に散布する。

果樹 令和6年度果樹試験場栽培部

りんご「シナノスイート」の高密植栽培における摘花剤利用時の省力的な着果管理方法

摘花剤として石灰硫黄合剤を散布した条件で摘果開始時期を遅らせると、摘花効果に加え生理的な落果も進むため、着果数はさらに減少する。そのため、摘果作業に要する時間を短縮でき、省力的である。果実重は減少するが糖度と果皮色に影響はない。

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農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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