研究情報

研究成果『技術情報』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「技術情報」の研究内容とその成果をご紹介します。

作物 令和3年(2021年度)農業試験場知的財産管理部

DNAマーカーを用いた県オリジナル品種「風さやか」の識別

県職務育成の水稲品種「風さやか」は4種のDNAマーカーを用いることにより、県内外で栽培されている主要な主食用米18品種と識別が可能である。

作物・土壌肥料 令和3年(2021年度)農業試験場作物部、育種部

もち性大麦「ホワイトファイバー」の止葉展開期追肥によるβ-グルカン含量の向上効果

もち性大麦「ホワイトファイバー」は、止葉展開期の窒素施肥量を慣行の2kg/10aより増量し、4kg/10a追肥することで、機能性成分の水溶性食物繊維β-グルカン含量が高まる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部

ねぎほ場に設置した黄色粘着トラップに捕獲されるネギアザミウマの簡易判別法

ねぎほ場に設置した黄色粘着トラップに捕獲されたアザミウマを実体顕微鏡で観察し、複眼間に単眼周辺赤色部(赤色の単眼)が観察されない成虫は雌雄ともにネギアザミウマと簡易判別できる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、佐久、南信州、松本、北アルプス、長野、北信農業農村支援センター

県内のねぎ、たまねぎほ場におけるネギアザミウマ産雄系の分布と薬剤感受性

ピレスロイド剤に対する感受性が低いネギアザミウマ産雄単為生殖系統が県内のねぎ、たまねぎほ場に広く分布するため、薬剤選択の際は留意する。

病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、農業技術課、諏訪農業農村支援センター

夏秋どりいちご、きくの栽培施設への光反射シート織り込み防虫ネット(スリムホワイト45)展張が施設内のアザミウマ類密度にもたらす効果

夏秋どりいちご、きくの施設開口部へのスリムホワイト45の展張により、施設内へのアザミウマ類の侵入を抑制できる。ただし、施設内密度を低く維持するためには発生初期からの薬剤防除を併せて行う必要がある。

野菜・花き・きのこ・病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、育種部

低温期におけるいちご苗のナミハダニに対する高濃度炭酸ガス処理の効果

夏秋どりいちごでは、苗のハダニ類に対する高濃度炭酸ガス処理の実施時期が処理適温(30℃)の維持が難しい低温期(2、3月)となるが、処理温度が25℃であってもナミハダニに対して高い防除効果が認められる。

病害虫 令和2年(2020年度)南信農業試験場栽培部

かきのフジコナカイガラムシの越冬世代防除の効果と有効な薬剤

かきのフジコナカイガラムシ越冬世代防除(展葉期まで)は、6~7月の第1世代の防除と共に重要な防除時期で、展着剤アビオン-Eの500~2,000倍を添加したアプロード水和剤の1,000倍液の散布が有効である。

病害虫 令和2年(2020年度)果樹試験場環境部

りんご園の土着ケナガカブリダニによるナミハダニの密度低下と、合成ピレスロイド剤がケナガカブリダニに及ぼす影響

りんご園において、ケナガカブリダニはナミハダニの増加後に発生し、ナミハダニの密度を短期間で低下させる。近年ケナガカブリダニは合成ピレスロイド剤散布園でも発生がみられることがあり、本系統の剤に影響を受けにくいケナガカブリダニ個体群が確認された。

作物・病害虫 令和2年(2020年度)農業試験場環境部

割れ籾の発生程度から評価したカスミカメムシ類による水稲品種の斑点米発生リスク

割れ籾の発生程度とカスミカメムシ類による斑点米被害の間には正の相関関係が認められる。割れ籾の発生程度には品種間差が認められる。水稲品種の斑点米発生リスクは割れ籾の発生程度に基づいて評価できる。

病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場佐久支場、農業農村支援センター

レタスに発生する土壌病害(根腐病、黒根病、コルキールート病(仮称))の見分け方

レタスの土壌病害である根腐病、黒根病、コルキールート病(仮称)は、フローチャートを利用し、根部の病徴を観察することで、見分けることができる。

病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部・佐久支場

アブラナ科野菜炭疽病の発病要因

アブラナ科野菜の炭疽病は、気温が20℃付近で、且つ葉表面の濡れ時間が5時間以上となるような条件で感染・発病しやすくなり、また、葉の濡れ時間が長いほど、気温が高いほど発病程度も高まる傾向にある。

病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部

県内各地から収集したアスパラガス茎枯病菌のベノミル感受性

県内各地のアスパラガス産地から茎枯病菌を採集し、ベノミルに対する感受性を検定したところ、すべての地域からベノミルに対する感受性低下菌が検出された。

野菜・花き・きのこ・病害虫 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部

ブロッコリー根こぶ病菌密度とチンゲンサイを用いたポット試験での根こぶ着生程度との関係

指標植物としてチンゲンサイ「青帝」を用いたポット試験で、根部に1cm径程度の大きな瘤を着生する土壌は、根こぶ病菌(休眠胞子)密度が10万個/g以上の高汚染土壌である可能性が高い。

野菜・花き・きのこ・病害虫・土壌肥料 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、上田農業農村支援センター

ブロッコリー根こぶ病の発生要因と菌密度に与える土壌消毒及びおとり作物の影響

ブロッコリー根こぶ病が多発生する主要因は、土壌中の高い病原菌密度である。また、カーバム剤等を利用した土壌消毒処理は根こぶ病菌(休眠胞子)密度の低減効果が高い。

病害虫 令和2年(2020年度)果樹試験場環境部

欧州系ぶどう品種防除体系の主要病害に対する防除効果

「シャインマスカット」や「クイーンルージュ(r)」栽培に対応した欧州系ぶどう品種防除体系は、慣行巨峰防除体系と比較して黒とう病とうどんこ病に対する効果が高い。晩腐病、房枯病に対しては同等に効果がある。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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