研究情報

研究成果『試行技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「試行技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

果樹 平成24年(2012年)果樹試・育種部

りんご「シナノプッチ」の丸かじり用果実生産のための着果基準

りんご「シナノプッチ」は、目標収量を4t/10aとして、葉果比25程度に着果させることで、丸かじりに適した果実重150~200g、糖度14%程度の果実が生産できる。

作物・その他 平成24年(2012年)農試・企画経営部、農業技術課

集落営農組織損益分配ソフトウェア(農事組合法人版)の開発

集落営農組織損益分配ソフトウェア(農事組合法人版)を使うことで、使用収益権の設定契約を結んで水田農業を行う集落ぐるみ型の法人において、ほ場ごとの収入差を反映した分配計算を効率的に行うことができる。

作物 平成24年(2012年)農試・作物部、農業技術課

蒸気除草機(JJ5.0)を用いた雑草イネ種子の駆除方法

自走式蒸気除草機(JJ5.0)による蒸気噴射処理は雑草イネに対して高い防除効果を有する。

作物 平成24年(2012年)農試・育種部

小麦「東山48号」はコムギ縞萎縮病、コムギ萎縮病抵抗性を持った有望系統である

小麦「東山48号」は日本めん用の軟質小麦で、「シラネコムギ」と比較し、早熟で、コムギ縞萎縮病、コムギ萎縮病抵抗性、穂発芽性、製粉性で優れる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成24年(2012年)野花試・環境部 農業技術課

露地栽培アスパラガスの立茎開始直前の盛り土処理と薬剤散布体系による茎枯病防除法

茎枯病が多発している露地アスパラガスほ場において、本病を効果的に防除するためには、春どり収穫終了後に伝染源からの感染を防ぐための畦面への盛り土処理を行い、さらに、立茎直後から定期的に薬剤散布を行う。

畜産 平成24年(2012年)畜試・酪農肉用部

乳用育成牛の牛乳頭腫症の衛生対策には、乳頭へのデイッピング剤噴霧が有効である

乳用育成牛の乳頭にディッピング剤を毎日噴霧することにより、牛乳頭腫症の発症が低減される。

野菜・花き・きのこ 平成24年(2012年)野花試・野菜部佐久支場

ヤーコン「アンデスの乙女」は裂根が少なく、塊根皮色が従来にない赤紫色で収量性が高い有望な品種である

「アンデスの乙女」は株当たりの塊根数が多く、収量性が極めて高い。塊根の皮色は従来品種にはない濃い赤紫色で、また、従来品種と比べて裂根が生じにくい。

作物・病害虫 平成23年(2011年)農試企画経営部

ポリエチレン製ネットと電気柵の組み合わせによるニホンジカ侵入防止技術

1m幅のポリエチレン製ネットを地上高 50 ㎝に張り、その外側 10 ㎝、地上高 30 ㎝に 電気柵1段または、地上高 15 ㎝と 45 ㎝に電気柵2段を設置することでニホンジカの侵入を防ぐことができる。

作物・病害虫 平成23年(2011年)農試企画経営部

ポリエチレン製ネットと電気柵を立体的に組み合わせた安価な電気柵で多獣種の侵入防止ができる

ポリエチレン製ネットと電気柵を立体的に組み合わせた安価な電気柵(長野式電気柵) でニホンザル、イノシシ、ニホンジカ、中型獣侵入防止ができる。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成23年(2011年)野花試野菜部・環境部

アスパラガス茎枯病の耕種的防除として大型バーナーによる畦面焼却が有効である

晩秋期の茎葉刈り取り後または早春期の萌芽前に、罹病残さや残茎が滅菌されるように大型バーナーで畦面を焼却すると、茎枯病の発病を低減できる。晩秋期処理と早春期処理では同等の防除効果がある。

畜産 平成23年(2011年)畜試飼料環境部

発酵品質が良好なライムギおよびスーダン型ソルガムサイレージを調整するための改良フレール型コンバインべーラーの利用法

改良フレール型コンバインベーラ(YWH1500)はライムギおよびスーダン型ソルガムの収穫、調製に利用できる。本収穫機で調製したサイレージはモーアコンディショナ、ロールベーラ体系で調製したサイレージと比較して乳酸含量が高く、V-Scoreも高い。

畜産 平成23年(2011年)畜試酪農肉用牛部

肉用牛にTDN自給率を高めた発酵TMRを給与すると慣行給与と同程度の肥育成績が得られる

肉用牛にとうもろこしサイレージおよびビール粕を主原料とした発酵TMRを給与すると慣行給与と同程度の肥育成績が得られ、TDN自給率は大幅に向上する。

畜産 平成23年(2011年)畜試酪農肉用牛部

搾乳時の乳頭清拭に清浄布タオルを用いると除菌効果が高い

搾乳時の乳頭清拭において、塩素系アルカリ洗剤で洗濯した清浄布タオルを用いると、 ぺーパータオルに比べて除菌効果が高く、2回清拭法により安定した高い除菌効果が得られる。

畜産 平成23年(2011年)畜試酪農肉用牛部

乳用育成牛における性判別凍結精液使用時の人工授精適期の指標

乳用育成牛(ホルスタイン種)に性判別凍結精液を発情開始から 15~21 時間後に人工授精を行うと、4~15 時間後または 21~24 時間後と比較して受胎率が向上する。

野菜・花き・きのこ 平成23年(2011年)野花試花き部

ストックの秋作型におけるアイアン系品種の開花促進に電照が有効である

ストックの秋作型ではアイアン系品種に対して定植後に白熱球もしくは遠赤色 LED による長日処理を行うことで開花が早まり、収穫までの期間を短縮することが可能である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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