研究成果『試行技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「試行技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
野菜・花き・きのこ 平成22年(2010年)野花試・花き部・環境部、南信試・栽培部
キク栽培におけるLED「レピガードR」の利用技術LED「レピガードR」は、2~4lx 程度の終夜照明を行うことにより、夏秋ギクの開花にほとんど影響を与えずに、オオタバコガ等のヤガ科害虫による被害を低減することができる。また、電源として太陽電池を利用することもできる。 |
野菜・花き・きのこ 平成22年(2010年)野花試・野菜部
短節間性ミニトマト「房美人(桔梗交43号)」における仕立て法と株間が収量に及ぼす影響短節間性ミニトマト「房美人」は、主枝1本仕立て栽培では、一般的なミニトマト品種よりも狭い株間 30~40cm が適する。また、主枝果房直下から発生する腋芽にも着果させることで、収穫果房数が増加する。 |
作物 平成22年(2010年)野花試・畑作育種部
だいず「華大黒」(東山黒215号)は極大粒・高品質で耐倒伏性に優れる黒大豆として有望であるだいず「華大黒」(東山黒215号)は、極大粒・高品質の黒大豆系統である。耐倒伏性に優れダイズモザイク病抵抗性を有し、栽培特性が優れる。粒の外観品質に優れ、蛋白質含有率が高いので、煮豆および豆腐原料に利用できる。 |
作物 平成22年(2010年)農試・育種部・作物部、農業技術課
水稲「風さやか」(信交526号)は短稈・多収で食味が優れる有望系統である水稲「風さやか」(信交526号)は、中生の晩熟期で、短稈で倒伏に強く、食味が優れる。「キヌヒカリ」や「コシヒカリ」より多収で、いもち病にも強い。 |
作物 平成22年(2010年)農試・作物部
雑草性赤米の耕起前非選択性除草剤による防除効果耕起前の水田ほ場に発生した雑草性赤米の出芽揃い以降に非選択性除草剤を散布すると効果的な防除が可能である。 |
作物 平成22年(2010年)農試・作物部
雑草性赤米の代かきによる損傷および埋没効果地中で鞘葉が伸長した雑草性赤米の種子は、鞘葉長が長いほど、代かきの攪拌にともなう損傷による防除効果が大きい。また、地上で緑化生育した水稲個体は浅水状態で代かきを行うことで、埋没により無代かき対比5%程度にまで苗立ちが減少する。 |
作物 平成22年(2010年)農試・作物部
早期入水と移植時期が雑草性赤米の出芽に及ぼす影響雑草性赤米の水田ほ場埋土種子は湛水時期が早いほど出芽率は低下し、また、湛水期間が長いほど死滅効果は高まる。 |
作物 平成22年(2010年)農業技術課、農試・作物部
適応標高において「ゆめしなの」は60株/坪、[あきたこまち」、「コシヒカリ」、「ひとごごち」は50株/坪までの疎植栽培が可能である標高 1050m 地帯までの「ゆめしなの」は 60 株/坪、標高 850m 地帯までの「あきたこまち」、標高 700m 地帯までの「ひとごこち」および「コシヒカリ」は 50 株/坪まで栽植密度を減らしても慣行と同等の収量および品質が得られる。 |
野菜・花き・きのこ 平成21年度(2009年度)南信試・栽培部
クラウン部冷却による夏秋どりいちごの増収技術夏秋どりいちご「サマープリンセス」、「サマーエンジェル(南農イチゴ2号)」では、夏秋季にクラウン部付近を冷却することにより、収穫最盛期(7月)と9~10月の上物収量を増加させることができる。 |
野菜・花き・きのこ 平成21年度(2009年度)野花試・菌茸部
還元型液体種菌を用いたエノキタケ栽培は、栽培日数が2割程度短縮する還元型液体種菌を用いたエノキタケ栽培は、オガコ種菌を用いた場合と比べ、菌回り日数が5~7日、生育日数は2~4日間短縮し、栽培日数が2割程度短縮する。 |
作物・病害虫 平成21年(2009年)農試・環境部
水稲のカメムシ類に対する粒剤の防除効果と散布時の灌水深水稲のカメムシ類に対してジノテフラン(アルバリン、スタークル)粒剤およびキラップ粒剤は散布時の湛水深を1~3cm程度にした場合の効果が高い。 |
野菜・花き・きのこ・病害虫 平成21年(2009年)農試・環境部
フタオビコヤガの発生予察にフェロモントラップ利用ができるフタオビコヤガの発生予察にフェロモントラップが利用できる。市販の粘着トラップ(SEトラップ)またはファネルトラップを水田畦際の稲草冠部の高さに設置し、5~7日間隔で誘殺数を調査する。 |
野菜・花き・きのこ・病害虫 平成21年(2009年)野花試・環境部
スイカ育苗期における果実汚斑細菌病の防除対策育苗期の果実汚斑細菌病防除には、カスガマイシン・銅水和剤(カスミンボルドー、カッパーシン)1,000 倍液の散布が防除効果および病原菌伝搬阻止効果が高い。さらに接木用ナイフを 80%エタノールまたはケミクロン G の 1,000 倍液に浸漬することで病原菌の伝搬が阻止される。 |
果樹・病害虫・土壌肥料 平成21年(2009年)果樹試・環境部・栽培部
りんごせん定枝はチップ化して圃場内で循環利用できるりんごせん定枝は、チップ化して全面に均一散布すれば、圃場内で循環利用できる。 |
畜産・病害虫・その他 平成21年(2009年)農試・企画経営部、農業技術課
簡易型電気柵(改良型FPPF)による公共牧場へのニホンジカの進入防止効果公共牧場において、電気柵のフード・プロット・プロテクター・フェンス(FPPF)を改良し、既存柵の外側に電気柵を1本設置することにより、ニホンジカの侵入防止効果を向上させることができる。 |