研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

病害虫 平成27年(2015年)野菜花き試験場環境部・野菜部・佐久支場

アブラナ科野菜の黒斑細菌病の発生生態に基づいた体系的な防除法

県内で発生した新タイプのアブラナ科野菜の黒斑細菌病は、その伝染環に基づいた複数の防除技術を組み合わせることで効果的に防除できる

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成27年(2015年)野菜花き試験場環境部・野菜部、農業技術課

トマト青枯病防除に高接ぎ木苗が有効である

トマト台木の本葉第2葉以上の節位に接木した高接ぎ木苗は、慣行接ぎ木苗と比較してトマト青枯病に対する防除効果が高い。高接ぎ木苗の収量および品質は、慣行接ぎ木苗と同程度である。

果樹・病害虫 平成27年(2015年)果樹試験場環境部・栽培部

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病防除に、オンリーワンフロアブルの7月中~下旬散布が有効である

冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する果粒腐敗の原因は、主に灰色かび病菌によるものである。生育期間中の7月中~下旬にオンリーワンフロアブル2,000倍液を被袋前に散布することで、本被害を軽減することができる。

病害虫 平成27年(2015年)農業試験場環境部

コムギ赤かび病の感染予察に「コムギ赤かび病感染予測システムver.1.0」が有効である

「コムギ赤かび病感染予測システムver.1.0」は、降雨と植物体の濡れ時間および濡れ時間中の温度との組み合わせからコムギ赤かび病の感染リスクを予測し、通信機能付きのクロップナビを用いることで、その結果をWebで閲覧できるシステムである。

作物・病害虫 平成27年(2015年)農業試験場環境部

採種栽培のためのもみ枯細菌病防除の指針

採種栽培のためのイネもみ枯細菌病防除指針の主な内容は、伝染環、診断、苗腐敗症・穂枯症の防除手段等を体系的にわかりやすく解説したものである。

畜産 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部・酪農肉用牛部

スーダン型ソルガム「涼風」とイタリアンライグラス「優春」の二毛作体系による高品質粗飼料生産マニュアル

スーダン型ソルガム「涼風」とイタリアンライグラス「優春」の二毛作体系はTDN60%DM以上の高品質粗飼料を年3回収穫でき、年間のTDN収量、作業能率、収益性も高い。既知の研究成果を加えて、この二毛作体系による高品質粗飼料生産マニュアルを作成した。

畜産 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部・酪農肉用牛部

イタリアンライグラスの省力的な栽培法と高品質ロールベールサイレージ調製法

イタリアンライグラスの準高冷地における播種晩限は10月上旬であり、ディスクハローによる簡易耕起により栽培の省力化が図れる。ロールベーラ収穫体系の目標水分は50%、フォーレージハーベスタ・細断型ロールベーラ収穫体系の目標水分は60~65%である。

畜産 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部

スーダン型ソルガムの散播密植栽培における出芽安定法

スーダン型ソルガムの散播密植栽培で出芽を安定させるためには、過度の耕起を避け、播種直後に薄い覆土を行い、土壌表面が乾いたら、すみやかに鎮圧することが重要である。

畜産 平成27年(2015年)畜産試験場酪農肉用牛部

細霧送風システムはトンネル換気下のタイストール乳牛舎の暑熱対策に有効である

細霧送風システムはトンネル換気下のタイストール乳牛舎において、牛床を濡らさずに暑熱時の搾乳牛の体温および呼吸数の増加と乾物摂取量および乳量の低下を抑制できる。また、細霧送風システムに冷風機を組み込み、細霧に加えて冷気を送風すると体温と呼吸数の増加をさらに抑制できる。

野菜・花き・きのこ 平成27年(2015年)野菜花き試験場野菜部

有機培地を用いたトマト養液栽培においてはセル苗直接定植が可能である

ヤシガラ等の有機培地を用いたトマト養液栽培では、50穴~72穴のセル成型苗を適期に定植することで、育苗や定植の省力化が図られるとともに、慣行のポット苗と同等の収量が得られる。

野菜・花き・きのこ 平成27年(2015年)野菜花き試験場野菜部

カラーピーマンの2本仕立て栽培は慣行の4本仕立て栽培より多収となる

カラーピーマンは、株間を狭めて栽植密度を高め主枝を2本として仕立てることで、慣行の主枝4本仕立てより多収となる。

果樹 平成27年(2015年)果樹試験場育種部

ぶどう「クイーンニーナ」は、無核栽培ができる赤色の大粒品種として有望である

ぶどう「クイーンニーナ」は、赤色の無核大粒品種として有望である。開花前のストレプトマイシン散布と2回のジベレリン処理により無核栽培を行なう。果実品質の目標は、果粒重16~17g、着粒数30粒程度、果房重500g、糖度20 Brix%以上、酸含量0.3~0.4g/100mlとする。

果樹 平成27年(2015年)果樹試験場栽培部、農業試験場企画経営部

醸造用ぶどう栽培において、片側誘引短梢せん定栽培(改良スマート仕立て)は果実の高品質化に有望である

醸造用ぶどう栽培における片側誘引短梢せん定栽培(改良スマート仕立て)は、糖度及び果皮色素量は自然形仕立てと比べて優れる。作業時間は、自然形仕立てと同程度である。

果樹 平成27年(2015年)果樹試験場栽培部、農業技術課、園芸畜産課

ぶどう「シャインマスカット」の収穫適期の判定に、ぶどう欧州系黄色品種用カラーチャートが有効である

ぶどう「シャインマスカット」は、満開後90日以降に、ぶどう欧州系黄色品種用カラーチャートを用い、果皮色を比色し、カラーチャート指数「3以上」の果房を収穫することで、目標果汁糖度19Brix%以上の果房が収穫できる。

畜産 平成27年(2015年)畜産試験場飼料環境部・酪農肉用牛部

スーダン型ソルガム「涼風」とイタリアンライグラス「優春」の二毛作体系による高品質粗飼料生産マニュアル(普及技術)

スーダン型ソルガム「涼風」とイタリアンライグラス「優春」の二毛作体系はTDN60%DM以上の高品質粗飼料を年3回収穫でき、年間のTDN収量、作業能率、収益性も高い。既知の研究成果を加えて、この二毛作体系による高品質粗飼料生産マニュアルを作成した。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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