研究成果『普及技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
果樹・病害虫 平成28年(2016年)南信試・栽培部
フジコナカイガラムシのフェロモントラップと有効積算温度を利用して、かきのフジコナカイガラムシ幼虫の防除時期を把握できるフェロモントラップのフジコナカイガラムシ越冬世代雄成虫捕獲消長と有効積算温度から、かきにおけるフジコナカイガラムシの第1世代幼虫の防除時期を推定できる。 |
果樹・病害虫 平成28年(2016年)南信試・栽培部
カキ炭疽病に対するカキ円星落葉病防除主要薬剤の効果カキ炭疽病防除にオーソサイド水和剤の1,000倍液、ジマンダイセン水和剤の600倍液またはブローダ水和剤の500倍液を散布する。オーソサイド水和剤は伝染源量が多い、降雨が続くなどの悪条件下では効果が劣る。 |
野菜・花き・きのこ・土壌肥料 平成28年(2016年)野花試・環境部
越冬ライムギの鋤込みによる初夏どりレタスの窒素減肥栽培越冬ライムギを草丈30cm前後で鋤込むことにより、初夏どりレタスの窒素施用量を30~50%程度削減することが可能である。 |
畜産 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部
イタリアンライグラス「優春」は採草用品種として有望であるイタリアンライグラス「優春」は早生種の中でも出穂始期が早く、耐倒伏性、収量性に優れる。 |
畜産 平成28年(2016年)畜試・酪農肉用牛部
破砕モミで穀類の50%、自給粗飼料で乾草の全量を代替した発酵TMRは、泌乳前期の飼料として利用できる。穀類の50%を破砕したモミで代替し、自給粗飼料であるイタリアンライグラスとエンバク、アルファルファを用いた、粗飼料自給率100%の発酵TMRは、泌乳前期の飼料として利用可能である。 |
野菜・花き・きのこ 平成28年(2016年)野花試・佐久支場、野菜部
寒冷地における寒玉系キャベツの6月収穫技術寒冷地において全面マルチ栽培、深植定植、不織布のべたがけ被覆を組み合わせることにより寒玉系キャベツを6月に安定収穫できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成28年(2016年)野花試・野菜部
トマト放射状裂果の軽減に幼果期のフルメット液剤散布が有効であるトマトの幼果期にフルメット液剤の5~20ppmを果実に1回散布することで、放射状裂果の発生が減少する。 |
野菜・花き・きのこ 平成28年(2016年)野花試・野菜部
不織布ポットを利用したトマト短期栽培における密植および栽培コスト削減技術不織布ポットを利用した収穫段数5~8段程度のトマト短期栽培では、株間30~25cm(栽植密度:3,333~4,000株/10a)の密植とすることで慣行比16~49%程度の単収増加となる。密植に伴う栽培コスト増加に対しては、1ポット当たり培地量を5Lに半減し、128穴セル苗を直接定植することで抑制が可能である。 |
果樹 平成28年(2016年)果樹試・栽培部
りんごの2年生フェザー苗木育成において、発根が少ないまたは台木径が細いM.9台木は再養成した後苗木育成に利用できるりんごの2年生フェザー苗木育成において、採取したM.9台木の中で台木長40㎝以上かつ発根が少ないM.9台木(発根指数1で台木径7㎜以上)および台木径が細いM.9台木(発根指数2以上で台木径5㎜以上9mm未満)は、切り返しせずに定植し、6月上旬に先端側の新梢を数本残して再養成すると、苗木育成に必要な品質である発根指数2以上かつ台木径9mm以上のM.9台木が確保できる。 |
作物 平成28年(2016年)農試・作物部
雑草イネ動態モデルは、水稲移植栽培における雑草イネに対する個別防除技術の効果が可視化できる雑草イネ動態モデルは、表計算ソフトウェアのシート上で個別防除技術の防除効果にかかわるパラメータ値を入力することにより、雑草イネの埋土種子数および残存個体数の経年推移を試算し、図表により可視化できる。 |
作物 平成28年(2016年)農試・作物部、農業技術課
大麦「東山皮糯109号(ホワイトファイバー)」は精麦品質に優れる糯性六条大麦である大麦「東山皮糯109号(ホワイトファイバー)」は、「シュンライ」に比べ収量および外観品質は同程度である。止葉展開期追肥を「シュンライ」と同程度に施用することにより優れた精麦品質が得られる。 |
畜産 平成28年(2016年)畜試・養豚養鶏部
エストロジェン製剤とPGF2α製剤の利用により未経産豚の発情時期が調整できる未経産豚の発情開始10または11日目にエストロジェン製剤を投与することで21日後の次回発情を抑制し、PGF2α製剤の2日連続投与によりほぼ希望日に発情が誘起できる。 |
病害虫 平成28年(2016年)農業技術課
耐雪性能を高めたニホンジカ対策の物理柵は130cmの積雪に対し耐雪性が認められる長野県北部の果樹地帯において、積雪期のニホンジカによる剥皮被害を防止するためには、耐雪性能のある物理柵で侵入を防ぐ必要がある。そこで耐雪性能を高めた4種類の物理柵の耐雪性試験を行い130cmの積雪に対し耐雪性が認められた。 |
病害虫 平成27年(2015年)農業技術課
耐雪性能を高めたニホンジカ対策物理柵の耐雪性は125㎝の積雪時でも認められる長野県北部の果樹地帯において、積雪期のニホンジカによる剥皮被害は、耐雪性能のある物理柵で侵入を防ぐ必要があるが、耐雪性能を高めた物理柵耐雪性は、125cmの積雪時でも認められる。 |
病害虫 平成27年(2015年)農業技術課
ポリエチレン製ネットと通電線を組み合わせた電気柵はニホンザルの侵入防止に有効である高さ1.5mのポリエチレン製ネットと通電線6段を立体的に組み合わせた電気柵を設置することで、ニホンザルの農地への侵入を防止できる。 |