研究成果『普及技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
畜産 平成9年(1997年)中信農業試験場・畑作育種部 畜産試験場・草地飼料部
飼料用とうもろこし「長交C322号」を奨励品種とする「長交C322号」は多収で耐倒伏性、および主要な病害に強く、栽培特性が安定している。 |
作物 平成9年(1997年)中信農業試験場・畑作育種部 農事試験場・作物部
だいず「東山黒175号」は早生黒豆として有望である「東山黒175号」は「信濃早生黒」と同熟期の早生で、タイズモザイク病(SMV)に抵抗性で、極大粒・多収の黒豆系統である。 |
作物 平成9年(1997年)中信農業試験場・畑作育種部 農事試験場・作物部
だいず「東山164号」は早生、ダイズモザイク秒抵抗性の奨励品種であるだいず「東山164号」は「エンレイ」と同熟期で、ダイズモザイク病(SMV)に抵抗性で褐斑粒は発生せず、耐倒伏性も強い、大粒・多収系統である。 |
作物 平成9年(1997年)農事試験場・作物部 南信農業試験場・栽培部
水稲の倒伏軽減剤ビビフルフロアブルは産業用無人ヘリコプターでも散布できる少量散布専用ノズルを搭載した産業用無人ヘリコプターを用い、ビビフルフロアブルを地上散布と同様な使用時期・薬量で8倍希釈液による少量散布をすると、倒伏が軽減され収量減を回避できる。 |
作物 平成9年(1997年)農事試験場 原村試験地 南信農業試験場 各農業改良普及センター
水稲「ひとめぼれ」は中生の早・良食味の認定品種である水稲認定品種「ひとめぼれ」は中生の早の良食味品種で、標高700m以下(中信北部、北信、東信の霧 下は600m以下)の地帯で栽培することができ、いもち病に弱いので留意する。 |
作物 平成9年(1997年)農事試験場 原村試験地 南信農業試験場 各農業改良普及センター
水稲「信交485号」は早生・耐冷・極良食味の奨励品種である水稲奨励品種「信交485号」は早生で耐冷性強く、「コシヒカリ」並の極良食味品種で、標高800~ 1050m(中信北部、北信、東信の霧下は700~1000m)の高冷地のコイヒメに替えて栽培できる。 |
病害虫・その他 平成8年(1996年)水産試験場佐久支場
魚類に対して急性毒性のある3種の農薬については.関係地域での使用にあたって注意を要するコイ、ニジマスに対して、クリーンヒッター(フロアブル)、アーデント水和剤、デルタネット粒剤5の3種の農薬は急性毒性が強く、基準散布濃度で使用した場合でも魚介類に被害がでるおそれがあるので注意を要する。 |
病害虫・その他 平成8年(1996年)養蚕センター・育種病理部
新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる日数(H.8)新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる日数は、マネージ水和剤が稚蚕壮蚕ともに1日、ベストガード水溶剤が稚蚕壮蚕ともに10日、モスピラン水溶剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、コテツフロアブルが稚蚕壮蚕ともに50日、アーデント水和剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、ロムダンフロアブルが稚蚕壮蚕ともに60日以上である。 |
作物・病害虫 平成8年(1996年)農事試験場・病害虫部
葉いもちの発生量と耕起進展程度で穂いもちの発生予測が可能である「BLASTAM-NAGANO」による7月下旬の葉いもち発生面積率予測値の変動値と8月上旬の葉いもち全県平均発病株率から全県を対象にした広域的な穂いもち発生面積率の予測が可能である。 |
畜産 平成8年(1996年)畜産試験場・養豚部
本県の系統間交雑F1母豚「シンシュウナガラクロス」に交配する止め雄系統は.D種「サクラ203」がよい系統豚組合せ検定の結果、系統間交雑F1母豚「シンシュウナガラクロス」にD「サクラ203」を交配して生産された三元交雑豚は、発育及び産肉性に優れ、枝肉の評価も高く、「サクラ203」を「シンシュウナガラクロス」に交配する止め雄系統とする。 |
野菜・花き・きのこ 平成8年(1996年)野花試・育種部
トルコギキョウ「長花15号」は.純白の小輪多花性の切り花用品種として有望であるトルコギキョウ「長花15号」は、純白色で弁先の反転が少なく、小輪で花蕾数が多い、中晩生の11~2月まき(切り花期は7~8月)に適した固定種で、新規性の高い切り花用品種として有望である。 |
作物 平成8年(1996年)農事試験場・作物部 原村試験地 諏訪.上伊那.下伊那.北安曇.及び長野の各農業改良普及センター
水稲認定品種「あきたこまち」は標高700~850mの地帯で栽培することができる「あきたこまち」は、良質・良食味品種として全国的に評価が高いが、耐冷性・熟期等からみて標高 700~850m地帯での栽培が妥当である。 |
その他 平成7年(1995年)水産試験場および水産試験場佐久支場
魚類に対する急性毒性の強い4種の農薬については使用にあたって注意をする |
その他 平成7年(1995年)養蚕センター・育種病理部
新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる日数(H.7.11) |
野菜・花き・きのこ 平成7年(1995年)野菜花き試験場・育種部
トルコギキョウ長花14号は、弁先の波うちが大きい白の小輪多花性の切り花品種として有望である |