研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

果樹 平成11年(1999年)果樹試験場 

新梢の遮光処理によりリンゴわい性台木M-9ナガノの取り木繁殖効率が向上できる

りんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖において、展葉頃新梢を遮光処理することにより、台木の発根が促進され、繁殖効率が向上する。

果樹 平成11年(1999年)果樹試験場 中信試 南信試

りんご「シナノレッド」は早生品種として有望である

「シナノレッド」は「つがる」より早く収穫できる早生品種で、甘酸適和で果汁が多い良食味品種である。新鮮なりんごの出回り期間の拡大による、新たな需要喚起が期待できる。

作物 平成11年(1999年)農事試験場 南信農業試験場

小麦奨励品種「東山30号」は播性Ⅳで越冬性に優れる早生種で.強稈・多収・穂発芽難で粉色白く.製麺性に優れる

小麦「東山30号」は半数体育種法(bulbosum法)により育成した世界最初の小麦品種である。播性Ⅳで越冬性に優れ、穂発芽性難の早生種である。強稈・多収で、粉色は白く、製麺適性は「シラネコムギ」並みに良好である。

作物 平成11年(1999年)農事試験場 南信農業試験場

大麦奨励品種「東山川93号」は早生・強稈で.精麦白度高く,食味の良い糯品種である

「東山皮93号」は糯性の6条皮麦で、精麦白度が高く、食感がまろやかで、食味の良い、早生・強稈で栽培特性の優れた品種である。

作物 平成11年(1999年)農事試験場 農業総合試験場

水稲の代かき同時土中点播栽培技術

代かき同時土中点播機を用いた湛水土壌中直播栽培は、散播栽培より耐倒伏性が向上するため、コシヒカリ等耐倒伏性の劣る品種が栽培でき、収量は移植栽培に近い。

作物 平成11年(1999年)農事試験場

水稲奨励品種「信交488号」の栽培法

「信交488号」の高冷地での良質良食味・安定多収栽培のためには、基肥重点施肥が良く、作期は5月下旬の普通期植が良い。また穂数が多いので、密植による増収効果はない。

作物 平成11年(1999年)農事試験場 南信農業試験場

水稲奨励品種「信交488号」は極早生で耐冷性強く.良食味の良質安定品種である

水稲奨励品種「信交488号」は「ユメコガネ」よりやや早い極早生で、耐冷性はやや強~強、「ユメコガネ」並の多収で、食味は「ユメコガネ」より明らかに優れ、「コシヒカリ」に近い良食味で、栽培しやすい良質安定品種である。

その他 平成10年(1998年)水産試験場 水産試験場佐久支場

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.10)

魚類に対してアミスター10フロアブル、ストロビードライフロアブル、セイビアーフロアブル、フェスティバルM水和剤、アファーム乳剤の5剤は急性毒性があり、基準散布濃度で使用した場合でも魚類に被害を及ぼすおそれがあるので、使用に当たっては注意を要する。ウィン箱粒剤、Dr.オリゼ箱粒剤、バロックフロアブル3剤の魚類に対する毒性は低い。

その他 平成10年(1998年)南信農業試験場

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数(H.10)

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数は、バロックフロアブルが稚蚕壮蚕ともに60日以上、ゼンターリ顆粒水和剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、アファーム乳剤が稚蚕壮蚕ともに60日以上、ミクロデナポン水和剤が稚蚕30日及び壮蚕25日、クリーンヒッターが稚蚕壮蚕ともに10日、ストロビードライフロアブルが稚蚕壮蚕ともに0日、アミスター10フロアブルが稚蚕壮蚕ともに25日である。

作物 平成10年(1998年)中信農業試験場

とうもろこし播種時.発芽時の鳥害防止にキヒゲンディーフロアブルの播種塗沫処理が有効である

とうもろこし播種時、発芽時のカラス、ドバト等による鳥害防止(忌避効果)にキヒゲンディーフロアブルを乾燥種子1kg当たり原液30ml塗沫する。

作物・土壌肥料 平成10年(1998年)南信農業試験場 農事試験場

本田の窒素施肥の省略と減肥ができる水稲育苗箱窒素全量基肥施肥法

水稲の育苗箱へ基肥窒素を被覆尿素で全量施用する施肥法は、本田施肥する窒素を全く省略する事が可能で、慣行の全面全層施肥に比べて施肥窒素量を3割減肥できる環境にやさしい施肥法である。

土壌肥料 平成10年(1998年)畜産試験場

近赤外分光分析法による県内農耕地土壌の陽イオン交換容量.りん酸吸収係数.全炭素.分窒素の迅速測定法

県内農耕地土壌の陽イオン交換容量、りん酸吸収係数、全炭素含有率および全窒素含有率は、風乾微細土に前処理後、近赤外分光分析法により簡易・迅速に測定できる。

畜産 平成10年(1998年)畜産試験場

被覆尿素肥料40日タイプを用いた高冷地トウモロコシ.ソルガムの同量基肥施肥法

高冷地のトウモロコシおよびソルガムに対する被覆尿素肥料40日タイプを用いた全量基肥窒素施肥法は、施肥窒素利用率が高く、省力で安定・多収である。

作物 平成10年(1998年)農事試験場

稲体の充実度を考慮した栄養診断法

コシヒカリの幼穂形成期において、草丈・茎数、葉緑素計による葉色値、標準温度変換日数で代替した稲体の充実度から窒素吸収量を推定し、これと最適窒素吸収量との関係を考慮して穂肥を施用する。

作物 平成10年(1998年)農事試験場 南信農業試験場 農業総合試験場

水稲栽培における発行鶏糞の基肥施用基準

水稲栽培における化学肥料の削減と、家畜糞尿のリサイクルを促進するため、化学肥料の50%以上の削減を目的とし、基肥全量を発酵鶏糞で代替する場合の施用基準を策定した。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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