研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

野菜・花き・きのこ・その他 平成14年(2002年)中信農業試験場

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として、スイートコーンのマルチ栽培に利用できる

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材としてスイ-トコ-ンのマルチ栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。

野菜・花き・きのこ・その他 平成14年(2002年)中信農業試験場

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として、加工用トマトのマルチ栽培に利用できる

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として加工用トマトのマルチ栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。

野菜・花き・きのこ 平成14年(2002年)野菜花き試験場

キャベツとケールの一代交配種「長・野交26号」は、ジュース原料用品種として有望である

キャベツとケールの一代交配種「長・26野交号」は、栽培が容易で収量が多く、ジュース原料用品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成14年(2002年)野菜花き試験場

ロメインレタス「長・野32号」及び「長・野33号」は、春・秋どり用品種として有望である

ロメインレタス「長・32野号」は、葉色が淡緑色、小型で食味が良く、葉身はサラダナのように柔らかく、葉柄は球レタスのようにシャキシャキとした食感を持ち、春・秋どりに適した生食用品種として有望である。ロメインレタス「長・33野号」は、葉色が鮮やかな黄緑色で、球重程度400gの春・秋どりに適した業務用、加工用品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成14年(2002年)野菜花き試験場

アスパラガスの改植時に粒状活性炭:HJA40Yを処理することによりアレロパシーを軽減できる

アスパラガスの改植時にみられるアレロパシー対策として粒状活性炭:HJA40Yは有効であり、定植前に散布し、耕起後に定植すると改植後の生育促進効果が高い。

果樹 平成14年(2002年)南信農業試験場

日本なし「幸水」の高品質多収生産のため側枝密度は250~300cm/㎡、長果枝の利用比率は70~50%を目安とする

20年生以上の高樹齢化した日本なし幸水について収量4Kg/㎡、糖度12.5%以上の果実を連年生産するための整枝せん定上の目標値は側枝密度250~300cm/㎡、長果枝の使用比率70~50%である。

作物 平成14年(2002年)中信農業試験場

そば認定品種「開田早生」は、奨励品種(信濃1号等)の栽培が不適な高冷地での秋そば栽培に適した品種である?1?2

そば認定品種「開田早生」は、奨励品種(信濃1号等)の栽培が不適な高冷地での秋そば栽培に適した品種である。生態型は中間型で、開花・成熟期は「しなの夏そば」と「信濃1号」の中間に位置する。

作物 平成14年(2002年)農事試験場

小麦認定品種「東山31号」は耐寒・耐雪性が強く、高冷地・多積雪地で栽培できる

小麦認定品種「東山31号」は、中生で、耐寒・耐雪性が優れ、多収で、高冷地・多積雪地で栽培ができ、色相が明るい黄色で、外観品質及びゆでうどんの食味官能評価が高い品種である。

病害虫・その他 平成13年(2001年)水産試験場 水産試験場佐久支場

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.13)

魚類に対して、ホライズンドライフロアブル、デラウス粉剤DLは急性毒性があり、基準散布濃度で使用した場合でも魚類に被害を及ぼすおそれがあるので、使用に当たっては注意を要する。デラウスフロアブル、インダーフロアブル、バリアード顆粒水和剤、マトリックフロアブルの魚類に対する毒性は低い。

野菜・花き・きのこ・病害虫・その他 平成13年(2001年)南信農業試験場

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数(H.13)

新しい農薬の蚕に対して薬害のなくなる安全基準日数は、デラウス粉剤DLが1日、デラウスフロアブルが1日、マイトコーネフロアブルが3日、スカーラフロアブルが3日、マトリックフロアブルが60日以上、ホライズンドライフロアブルが21日である。

その他 平成13年(2001年)農事試験場

ビオロックフロアブルはゴルフ場芝生の生育を抑制し、刈り込み軽減に有効である

ビオロックフロアブルはゴルフ場芝生の草丈を40日以上抑制し、刈り込み軽減に有効である。

病害虫・その他 平成12年(2000年)水産試験場 水産試験場佐久支場

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.13)

魚類に対して、イノーバ1キロ粒剤51、マッチ乳剤は急性毒性があり、基準散布濃度で使用した場合でも魚類に被害を及ぼすおそれがあるので、使用に当たっては注意を要する。

野菜・花き・きのこ・病害虫 平成12年(2000年)野菜花き試験場

TSWV(トマト黄化えそウイルス)によって野菜花き類に発生するウイルス病は、イムノクロマト法により簡易診断できる

TSWVによって野菜花き類に発生するウイルス病は、イムノクロマト法(米国Agdia社製,商品名:ImmunoStrip)を利用することにより、簡易診断できる。ただし、病徴(えそ、黄化、輪紋症状など)が見られる検体に限る。

作物・病害虫 平成12年(2000年)農事試験場

イネばか苗病、苗いもち、もみ枯細菌病(苗腐敗症)、苗立枯細菌病防除に温湯処理が有効である

リンゴ輪紋病・炭疽病の防除にダイパワー水和剤の1000倍液を散布する。芽出し2週間後から落花25日後ごろまではさび果を生じるおそれがあるので使用しない。

作物・土壌肥料 平成12年(2000年)農事試験場

高冷地水稲における湛水前早期の全量基肥施肥法

慣行の基肥相当のリニア型30日タイプと慣行の穂肥相当のシグモイド型80日タイプの被覆尿素を配合して施肥することにより、窒素肥料流亡の問題なしに湛水前早期(田植え1か月前頃)に施肥することが可能であり、農繁期の作業の集中回避と穂肥労力の省力化に有効である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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