研究成果『普及技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
小輪アスター摘心栽培の電照による秋出荷技術セル苗で販売されている小輪アスターの適品種を用い、6月下旬から7月中旬に定植し、定植から4週後に摘心・電照を開始すると、9月下旬から10月下旬に高品質な切り花を出荷できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
ストックの切り花期前進にビビフルフロアブル処理が有効であるストックの切り花期前進に、葉数10~14枚時とその7~10日後の2回のビビフルフロアブル1000倍液散布が有効であり、この処理により平均切り花日が7~10日程度早まる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
トルコギキョウの10月下旬~11月出荷技術トルコギキョウの10月下旬から11月の良品生産には、適品種を選定し冷房育苗苗を7月下旬に定植し、定植後2~4週間の短日処理を行い、9月中旬から保加温、9月下旬から長日処理を行うと良い。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)中信試
紙マルチは盛夏期のだいこん栽培に利用でき、品質向上に有効である紙マルチは盛夏期のだいこん栽培において品質向上効果があり、ポリエチレンマルチの代替資材として利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)中信試
生分解性フィルムはだいこんのマルチ栽培に利用できる生分解性フィルムはポリエチレンマルチの代替資材としてだいこん栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)南信試
アスパラガスのかん水同時施肥(養液土耕)栽培は増収と肥培管理の省力化に有効であるアスパラガスの施設利用による2季どりまたは長期どり栽培において、点滴チューブを用いてかん水同時施肥(養液土耕)栽培する方法は、夏秋どりの収量増加と品質向上に有効で、肥培管理も省力化できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
アスパラガスの改植時に粉末活性炭:HJA100CWを処理することによりアレロパシーを軽減できるアスパラガスの改植時に、粉末活性炭:HJA100CWを定植前に10a当たり80kg程度散布し、耕起後に定植することにより、アレロパシーを軽減できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
レタス「長・野28号」は球レタスで、レタス根腐病レース1に対し耐病性を有する品種として有望であるレタス「長・野28号」は、レタス根腐病の発病盛期である7月下旬から8月中旬まで定植可能な耐病性品種である。但し前作にレタス類は作付けせず、発病履歴に応じて輪作を実施した圃場においてのみ栽培する。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
生分解性フィルムはキャベツ類のマルチ栽培に利用できる生分解性フィルムは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等キャベツ類のマルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)中信試
加工用トマト「トマト桔梗交31号」は手取り収穫向き品種として有望である加工用トマト「トマト桔梗交31号」は、果実が大きくて堅く、ジョイントレス果柄を有し、へた離れが良く、手取り収穫しやすい多収性のジュース加工原料用品種である。 |
果樹 平成15年(2003年)中信試
乾電池式ジベレリン処理器「らくらくカップ2」は、ブドウの顆粒肥大を目的とした果房処理の省力と作業の経減に有効である乾電池式ジベレリン処理器「らくらくカップ2」は、従来のコップによる果房浸漬処理と同等の果実品質を有しながら、作業時間で20%、消費エネルギーも25%削減でき、果房処理の省力と作業の軽減に有効である。 |
果樹 平成15年(2003年)果樹試
ぶどう「ナガノパープル」は無核品種として有望である「ナガノパープル」は9月上旬に成熟する紫黒色で良食味の三倍体品種である。2回のジベレリン処理により安定して無核栽培ができ、果皮が薄いため皮ごと食べることができ、新たな需要喚起が期待できる。 |
果樹 平成15年(2003年)果樹試
西洋なし「オーロラ」は早生品種として有望である「オーロラ」は8月下旬から9月上旬に収穫できる早生品種である。追熟すると果皮色が黄変し、可食期の判断がしやすい、肉質の緻密な良食味品種である。 |
果樹 平成15年(2003年)南信試
日本なし「幸水」の高品質多収生産のための樹体生育目標値と土壌硬度目標値20年生以上の高樹齢化した日本なし「幸水」について、収量4kg/㎡、糖度12.5%以上の果実を連年生産するための樹体生育の目標値は、満開70日後の予備枝上新梢の伸長停止率・全新梢の伸長停止率で80~85%、長果枝の先端新梢長で60cm前後、展葉数18枚前後、満開40~45日後の葉中窒素含有率で3~3.2%である。また適正な新梢伸長を確保するための土壌硬度は16mm(20cm深)以下である。 |
果樹 平成15年(2003年)果樹試
りんご「ふじ」の着色枝変わり「秋ふ47」及びこれと起源・特性を同じくする系統は有望である「秋ふ47」及びこれと起源・特性を同じくする系統は「ふじ」の着色系枝変わりで、赤色~濃赤茶色に着色し、縞が明瞭で外観、食味ともに良好である。また、着色管理省をしない栽培のもとで、既存の着色系枝変わりより葉陰による未着色部が少ない。 |