研究成果『普及技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
畜産 平成15年(2003年)畜産試
黒毛和種種雄牛「穂里福」は.脂肪交雑.枝肉重量及びバラの厚さの改良が期待できる黒毛和種種雄牛穂里福は和牛種雄牛産肉能力検定(現場後代検定法)の結果、脂肪交雑1.67(2.73σ)、バラの厚さ0.81㎝(2.58σ)及び枝肉重量40.95㎏(1.78σ)と高い推定育種価を示し、優れた遺伝能力がある。 |
畜産 平成15年(2003年)畜産試
黒毛和種種雄牛「丸山福」は.脂肪交雑.バラの厚さ及び枝肉重量に高い改良効果が期待できる黒毛和種種雄牛「丸山福」は、通常肥育の枝肉データを用いた育種価解析において、脂肪交雑1.90(3.23σ)、バラの厚さ1.02㎝(3.32σ)及び枝肉重量35.23㎏(1.54σ)と高い推定育種価を示し、優れた遺伝能力がある。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
子実体直接凍結維持法は.エノキタケ形質を簡便かつ安定的に維持できる子実体直接凍結維持法により、エノキタケの形質を簡便かつ安定的に 24 ヶ月間維持することが可能である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
エリンギ「長菌12号」は.生育期間の短い多収性品種として有望であるエリンギ「長菌12号」は生育期間が短く、高温適性を有し、多収性品種として有望である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
マトリカリアの電照による秋出荷技術マトリカリアは、8月上旬に定植し、定植2~4週間後から切り花まで電照することで10月上旬~10月下旬に良品生産ができる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
ソリダゴの刈り込み及び電照による開花調節技術ソリダゴは5月10日前後に刈り込みを行うことで1番花の切り花時期が2~3週間遅延する。また、1番花切り花後に電照を行うことで9月下旬~10月下旬に2番花の良品生産ができる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
小輪アスター摘心栽培の電照による秋出荷技術セル苗で販売されている小輪アスターの適品種を用い、6月下旬から7月中旬に定植し、定植から4週後に摘心・電照を開始すると、9月下旬から10月下旬に高品質な切り花を出荷できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
ストックの切り花期前進にビビフルフロアブル処理が有効であるストックの切り花期前進に、葉数10~14枚時とその7~10日後の2回のビビフルフロアブル1000倍液散布が有効であり、この処理により平均切り花日が7~10日程度早まる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
トルコギキョウの10月下旬~11月出荷技術トルコギキョウの10月下旬から11月の良品生産には、適品種を選定し冷房育苗苗を7月下旬に定植し、定植後2~4週間の短日処理を行い、9月中旬から保加温、9月下旬から長日処理を行うと良い。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)中信試
紙マルチは盛夏期のだいこん栽培に利用でき、品質向上に有効である紙マルチは盛夏期のだいこん栽培において品質向上効果があり、ポリエチレンマルチの代替資材として利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)中信試
生分解性フィルムはだいこんのマルチ栽培に利用できる生分解性フィルムはポリエチレンマルチの代替資材としてだいこん栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)南信試
アスパラガスのかん水同時施肥(養液土耕)栽培は増収と肥培管理の省力化に有効であるアスパラガスの施設利用による2季どりまたは長期どり栽培において、点滴チューブを用いてかん水同時施肥(養液土耕)栽培する方法は、夏秋どりの収量増加と品質向上に有効で、肥培管理も省力化できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
アスパラガスの改植時に粉末活性炭:HJA100CWを処理することによりアレロパシーを軽減できるアスパラガスの改植時に、粉末活性炭:HJA100CWを定植前に10a当たり80kg程度散布し、耕起後に定植することにより、アレロパシーを軽減できる。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
レタス「長・野28号」は球レタスで、レタス根腐病レース1に対し耐病性を有する品種として有望であるレタス「長・野28号」は、レタス根腐病の発病盛期である7月下旬から8月中旬まで定植可能な耐病性品種である。但し前作にレタス類は作付けせず、発病履歴に応じて輪作を実施した圃場においてのみ栽培する。 |
野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試
生分解性フィルムはキャベツ類のマルチ栽培に利用できる生分解性フィルムは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等キャベツ類のマルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である。 |