研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

作物 平成16年(2004年)農事試

小麦「東山38号」は製パン適性の高い中生の硬質小麦で.標高700m以下の少雪地帯で栽培できる

小麦認定品種「東山38号」は、穂発芽性はやや難の中生で、シラネコムギに較べて長稈で耐寒・耐雪性はやや劣るが、製パン適性の優れた硬質小麦で、標高700m以下の少雪地帯で栽培できる。

病害虫・その他 平成15年(2003年)水試

新しい農薬の魚類に対する急性毒性(H.15)

ニジマス、コイに対して、ダントツ水溶剤、スタークル粉剤DL、スピノエース顆粒水和剤、カネマイトフロアブル、4剤の毒性は低い。

畜産 平成15年(2003年)畜試

イタリアンライグラス「ニオウダチ」は有望である

イタリアンライグラス早生品種「ニオウダチ」の耐倒伏性は、「ワセアオバ」より優れる。越冬性は、「ワセアオバ」と同等である。9月中~下旬に播種した場合、1番草乾物収量は「ワセアオバ」と同等である。2番草乾物収量は、1番草乾物収量の半分以下で少ない。

果樹 平成15年(2003年)南信試

果実袋「特選南水袋特大」は日本なし「南水」の商品化率向上に有効である

日本なし「南水」に果実袋「特選南水袋特大」を被袋することにより、日焼け果と果面汚染および黒斑病果実被害の発生が軽減され、商品化率を向上することができる。収穫果実の品質は従来の果実袋「特選サン特大」と同程度である。

畜産 平成15年(2003年)農総試

飼料コンバインベーラと自走ラップマシンは.飼料イネの収穫・調製機械として実用性がある

飼料コンバインベーラと自走ラップマシンのコンビネーション作業により、飼料イネの収穫及び調製が効率よくできる。なお、機械導入下限面積は20haである。

その他 平成15年(2003年)南信試

天蚕の多回飼育体系

天蚕の稚蚕期にコウリュウ、壮蚕期にクヌギを用いた年3回の多回飼育は、従来の年1回飼育と比べ放飼や収繭など集中作業の労働力分散を図ることができ、繭の効率的安定生産につながる。

果樹・土壌肥料 平成15年(2003年)南信試

なし園での部分深耕と堆肥施用を組み合わせた土壌改良方法は.細根が増加し.生産力を向上できる

低位生産園のなし樹の主幹と樹冠外周部の中間地点で、1樹当たり8ヶ所程度に直径30cm・深さ40~50cm程度の部分深耕を行って穴を掘り、そこへ良質の堆肥を埋め戻すことにより、なし樹の細根量が増加する。

畜産 平成15年(2003年)中信試

飼料用とうもろこし「33J24」.「KD670」.「GX5006」は有望である

飼料用とうもろこしとして、33J24は熟期は早生に属するごま葉枯病に強い多収な品種として、KD670は中生に属するモザイク病に強いやや多収な品種として、GX5006は中晩生に属するモザイク病に強い品種としてそれぞれ有望である。

畜産 平成15年(2003年)畜産試

飼料イネサイレージの主要な飼料成分含量は、近赤外分光分析法により迅速に測定できる

飼料イネサイレージの一般6成分(水分、粗灰分、粗蛋白質、可溶無窒素物、粗脂肪、粗繊維)ならびに細胞壁物質(総繊維)、高消化性繊維及び低消化性繊維の含量は、近赤外分光分析法により迅速に測定できる。

畜産 平成15年(2003年)畜産試

黒毛和種種雄牛「穂里福」は.脂肪交雑.枝肉重量及びバラの厚さの改良が期待できる

黒毛和種種雄牛穂里福は和牛種雄牛産肉能力検定(現場後代検定法)の結果、脂肪交雑1.67(2.73σ)、バラの厚さ0.81㎝(2.58σ)及び枝肉重量40.95㎏(1.78σ)と高い推定育種価を示し、優れた遺伝能力がある。

畜産 平成15年(2003年)畜産試

黒毛和種種雄牛「丸山福」は.脂肪交雑.バラの厚さ及び枝肉重量に高い改良効果が期待できる

黒毛和種種雄牛「丸山福」は、通常肥育の枝肉データを用いた育種価解析において、脂肪交雑1.90(3.23σ)、バラの厚さ1.02㎝(3.32σ)及び枝肉重量35.23㎏(1.54σ)と高い推定育種価を示し、優れた遺伝能力がある。

野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試

子実体直接凍結維持法は.エノキタケ形質を簡便かつ安定的に維持できる

子実体直接凍結維持法により、エノキタケの形質を簡便かつ安定的に 24 ヶ月間維持することが可能である。

野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試

エリンギ「長菌12号」は.生育期間の短い多収性品種として有望である

エリンギ「長菌12号」は生育期間が短く、高温適性を有し、多収性品種として有望である。

野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試

マトリカリアの電照による秋出荷技術

マトリカリアは、8月上旬に定植し、定植2~4週間後から切り花まで電照することで10月上旬~10月下旬に良品生産ができる。

野菜・花き・きのこ 平成15年(2003年)野菜花き試

ソリダゴの刈り込み及び電照による開花調節技術

ソリダゴは5月10日前後に刈り込みを行うことで1番花の切り花時期が2~3週間遅延する。また、1番花切り花後に電照を行うことで9月下旬~10月下旬に2番花の良品生産ができる。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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