研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

病害虫 平成19年(2007年)野花試・病害虫土壌肥料・花き・育種

熱処理によるトルコギキョウえそ萎縮ウイルス(LiNSV:仮称)の活性低下と熱水土壌消毒によるトルコギキョウえそ萎縮病の防除

トルコギキョウえそ萎縮ウイルスは、50℃以上の高温で 7 時間以上遭遇するとウイルス活性の低下が認められる。また、熱水土壌消毒は本病の防除に有効である。

畜産・土壌肥料 平成19年(2007年)中信試・畑作栽培

さやえんどうを用いたクロピラリドの生物検定法と堆肥施用基準

さやえんどうを用いた生物検定により、除草剤クロピラリドの残留程度を容易に推定できる。また、残留程度に基づく安全な堆肥施用量の判定が可能である。検定の具体的手順や留意事項についてマニュアル化した。

畜産 平成19年(2007年)中信試・畑作育種

飼料用とうもろこしとして「34B39」、「32F27」は有望である

飼料用とうもろこし「34B39」は早晩性が早生で、総体乾物率および茎葉消化性が高い多収な品種である。「32F27」は早晩性が中生で、耐倒伏性および茎葉消化性が高い多収な品種である。

畜産 平成19年(2007年)畜試・飼料環境

ペレニアルライグラス「ヤツカゼⅡ」は越夏性に優れ、夏秋期の収量性が安定した多収品種である

ペレニアルライグラス「ヤツカゼⅡ」は、「ヤツカゼ」より越夏性に優れ、夏秋期の収量性が安定して多収な中生品種で、「ヤツカゼ」の後継品種として有望である。

畜産 平成19年(2007年)畜試・肉用牛

黒毛和種繁殖雌牛における稲発酵粗飼料の通年給与技術

稲発酵粗飼料を黒毛和種繁殖雌牛の基本飼料として 10kg 通年給与し、3年間長期飼養した結果、各繁殖ステージにおける健康状態、繁殖性および子牛の発育に問題はなく、1年1産が達成された。

野菜・花き・きのこ 平成19年(2007年)野花試・花き

レンギョウ「ジャイアントイエロー」の12月出荷にはヒットα13の切り枝浸漬が有効である

レンギョウ「ジャイアントイエロー」について、自発休眠覚醒前の 11 月中旬から 12 月上旬に切り枝後、シアナミド剤のヒットα13の 15 倍液の切り枝浸漬処理を行えば、休眠芽の開花促進及び開花率の向上に効果があり、12 月出荷が可能である。

野菜・花き・きのこ 平成19年(2007年)野花試・花き

稚苗定植技術によるトルコギキョウ抑制栽培の短日処理開始時期は、定植3~4週間後がよい

稚苗定植技術によるトルコギキョウの抑制栽培では、定植3~4週間後に短日処理を開始するとロゼット化株の発生が抑えられ、4週間を目安に処理すると、開花が抑制され切り花品質が向上する。

野菜・花き・きのこ 平成19年(2007年)野菜花き試験場

アスパラガス新品種「どっとデルチェ(長・野交38号)」は、寒冷地の春どり露地普通栽培用品種として有望である。

寒冷地の春どり露地普通栽培に、アスパラガス新品種「どっとデルチェ」(長・野交 38 号)を用いると、従来の主要品種である「ウエルカム」に比べ、春どりでは太ものが多く、多収となる。また本品種は、斑点病の発生が「ウエルカム」に比べ少ない。

野菜・花き・きのこ 平成19年(2007年)野菜花き試験場

レタス「シナノスター(長・野35号)」は.レタス根腐病レース1に対して耐病性を有し.初夏どり向き球レタス品種として有望である

レタス「シナノスター」は、レタス根腐病レース1に対して耐病性を有し、6月~7月に収穫する初夏どり向き球レタス品種として適する。また対照品種と比較し大玉球収穫株率が高く、慣行栽培下での斑点細菌病に対する耐病性も優れる。

野菜・花き・きのこ 平成19年(2007年)野花試・野菜・佐久支場

葉菜類におけるセル成型育苗では、固化培地を用いると従来のセル成型育苗に比べて育苗期間および生育期間が短縮される

葉菜類における固化培地セル成型育苗は、従来のセル成型育苗よりも早い生育ステージでセルトレイから抜き取りが可能で育苗日数が短縮でき、若苗(本葉1~2枚)定植が行えて、は種からの生育期間が短縮される。

果樹 平成19年(2007年)南信試・栽培、果樹試・栽培

日本なし「あきづき」は晩生品種として有望である

日本なし「あきづき」は9月下旬に収穫できる晩生品種で、果実が大きくて肉質が良く食味に優れる。

果樹 平成19年(2007年)果樹試・栽培

「シナノゴールドカラーチャート2007年」の果皮色指数は、りんご「シナノゴールド」の熟度の把握に有効である

「シナノゴールドカラーチャート2007年」の果皮色指数は、りんご「シナノゴールド」の果実品質と高い相関があり、熟度の把握に有効である。収穫開始の目安は、標高500 m未満の低標高地域で指数3.5以上、500~700mの高標高地域で4.0以上である。

作物 平成19年(2007年)中信試・畑作育種

だいず「あやみどり」(東山青211号)は良質で栽培しやすい青大豆である

だいず「あやみどり」(東山青211号)は「信濃青豆」より晩熟な青大豆で、倒伏などの障害が少なく栽培しやすい。ダイズモザイクウイルスと紫斑病に強く病害粒の発生がほとんどなく、種皮、臍、子葉が緑色で外観品質に優れ、豆腐の食味が良い。

作物 平成19年(2007年)農事試・作物、農業技術課・専技、松本農改

パン用小麦品種「ユメアサヒ」の播種量と施肥管理技術

パン用小麦「ユメアサヒ」において、播種量は、生育前半に茎数が充分確保される場合には慣行 20%減程度とする。施肥管理は、基肥窒素量を慣行 20%減程度とし越冬前後の過繁茂を抑制し、2 回の分肥体系とする。茎立期に N 3.0kg/10a の追肥を行うことで収量増、さらに出穂後に N 3.0~5.0kg/10a の追肥を行うことでタンパク質含有率を高めることにより、高品質多収となる。

作物・畜産 平成19年(2007年)農事試・作物・病害虫土壌肥料、農総試・経営情報、畜試・肉用牛、佐久農改

飼料イネ利用のための「ふくおこし」の栽培特性と収穫開始期判定技術

「ふくおこし」は、慣行の「コシヒカリ」に比べ倒伏が少なく多収であり、収穫開始期は 5~6 日早い。サイレージ品質を考慮した収穫開始期は、帯緑色籾歩合が 52%の時点とする。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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