研究成果『普及技術』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。
野菜・花き・きのこ 平成22年度(2010年度)野花試・育種部
アスパラガス新品種「ずっとデルチェ(長・野交40号)」は、長期どり栽培品種として有望であるアスパラガス「ずっとデルチェ(長・野交40号)」は、春どりでは太ものが多く、多収で、夏季はかん水により収量が増加し、長期どり作型に利用できる新品種である。 |
畜産 平成22年(2010年)畜試・飼料環境部
資源作物としてのスイートソルガム栽培法資源作物としてのスィートソルガムは、低暖地で5月下旬、準高冷地および高冷地では6月上旬に、栽植密度 15,000~17,000 本/10a となるように播種し、糊熟期あるいは成熟期に収穫することにより糖収量が高くなる。 |
作物 平成22年(2010年)農試・作物部
「ふくおこし」は中性の早の塾期で、耐倒伏性に優れ、いもち病に強い多用途多収水稲品種として有望である水稲「ふくおこし」は中生の早の熟期で、耐倒伏性に優れ、いもち病に強い、米粉用など多用途向け多収品種である。 |
作物 平成22年(2010年)農試・企画経営部
MMVシステムは、長野県内における1キロメッシュ気候値を用いて、気象条件分布図が作成できる気象庁で公表している1キロメッシュ気候値を用いて、作物の栽培に適する気象条件分布図が作成できる。この分布図を利用することで、地域における新品目の導入、作付けしている品目の適応性の判断を支援できる。 |
畜産 平成22年(2010年)畜試・酪農肉用牛部
高消化性スーダン型ソルガムはチモシー乾草の一部代替飼料として乳用牛に利用できる日乳量 35kg 程度の乳牛に高消化性スーダン型ソルガムサイレージを1日 10kg 給与することで、チモシー乾草3kg の代替が可能で、正常な牛体生理のもとで飼養管理が行える。 |
作物 平成22年(2010年)農試・作物部、農業技術課
1~2ヶ月の夏期湛水管理は麦連作圃場におけるアブラナ科帰化雑草の耕種的防除として有効であるヒメアマナズナ、クジラグサ、グンバイナズナの生存種子は、転換畑での夏期1ヶ月間湛水管理により約5~10%、2ヶ月間湛水管理では1%未満に激減する。 |
野菜・花き・きのこ 平成21年度(2009年度)野花試・育種部
レタス「シナノパワー(長・野45号)」は、根腐病レース1、2耐病性で、夏秋どり用品種として有望である「シナノパワー(長・野45号)」はレタス根腐病レース1、レース2に対する耐病性を有し、晩抽性で高温期でも結球性が良好である。レタス根腐病レース1、2混発地域において、寒冷地では9月から10月、寒地では8月下旬から9月の収穫作期のレタス生産に適する。 |
野菜・花き・きのこ 平成21年度(2009年度)野花試・育種部
レタス「シナノオータム(長・野43号)」は根腐病レース1耐病性で、秋どり用品種として有望である「シナノオータム(長・野43号)」はレタス根腐病レース1に対して「シナノホープ」並みの耐病性があり、晩抽性で、球の外観品質が優れる。秋の玉伸びが良好であり、寒冷地における9月中旬から10月、寒地における9月から10月上旬の収穫作期及びレタス根腐病レース1発生地域のレタス生産に適する。 |
病害虫 平成21年(2009年)野花試・環境部、農業技術課
長野県内のキュウリモザイク病に関与するウイルス種とワクチンを利用したその防除法長野県内のきゅうりから検出されるウイルスは、キュウリモザイクウイルス(CMV)、カボチャモザイクウイルス(WMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)であり、特にZYMVの単独または重複感染株において果実の奇形、凹凸化や株の急性萎凋など病徴が極めて激しくなるが、ZYMVワクチンの苗処理により効果的に防除できる。 |
野菜・花き・きのこ・土壌肥料 平成21年(2009年)南信試・栽培部
りん酸蓄積ほ場でにきゅうり養液土耕栽培の液肥組成りん酸が過剰に蓄積しているほ場のきゅうり養液土耕栽培では、養液土耕専用肥料に代えて硝安と大塚ハウス3号を用いた液肥組成が、収量に差がなく、肥料コストの低減に有効である。 |
土壌肥料 平成21年(2009年)南信試・栽培部
りん酸蓄積ほ場でのきゅうりの土壌および葉柄搾汁液りん濃度測定に基づくりん酸施肥の要否判定技術普通作型のきゅうりほ場において、葉にりん酸過剰に由来する白斑症状を発生させないため、基肥施用前に土壌の水浸出りん酸を簡易水質検査試験紙で測定し、5ppm 以上の場合はりん酸施肥を行わない。また収穫期間中、第 14~16 節葉の葉柄搾汁液中のりん濃度を小型反射式光度計で測定し、りん単体に換算して 235ppm 以上の場合はりん酸の追肥を行わない。 |
野菜・花き・きのこ・土壌肥料 平成21年(2009年)野花試・環境部
レタスのりん酸施肥を全量削減できる土壌可給態りん酸量は100mg/100g以上であるレタス栽培圃場の土壌可給態りん酸量が100mg/100g以上であれば、りん酸肥料を全く施用しなくても、基準量を施用した場合と同等の収量が得られる。 |
野菜・花き・きのこ・土壌肥料 平成21年(2009年)野花試・環境部
根菜類ではりん酸肥料の代替としコーンコブ堆肥が利用できる土壌可給態りん酸が 60~110mg/100g 乾土程度残存する野菜畑では、根菜類(じゃがいも、だいこん、にんじん、たまねぎ)に対して、コーンコブ堆肥をりん酸源として施用しても、収量・品質は、ようりん、重焼りんを施用した場合と同等である。 |
野菜・花き・きのこ・土壌肥料 平成21年(2009年)野花試・環境部
アスパラガスの可給態りん酸過剰圃場ではりん酸肥料が削減できるアスパラガスの可給態りん酸過剰圃場では、多量のりん酸による増収等の効果は期待できない。可給態りん酸量が 120mg/100g 程度以上存在する場合には、りん酸肥料は全量削減できる。 |
畜産 平成21年(2009年)畜試・酪農肉用牛部
とうもろこしまたはソルガムサイレージを細断型ロールベーラーで再密封しても、発酵品質は保持できる固定サイロから取出したとうもろこしおよびソルガムサイレージを細断型ロールベーラを用いて梱包後、再密封してもサイレージは変敗せず、発酵品質を保持できる。本技術は、スタック、バンカーサイロで調製したサイレージの好気的変敗防止に利用できる。 |