研究情報

研究成果『普及技術』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「普及技術」の研究内容とその成果をご紹介します。

病害虫 令和6年度農業試験場環境部

アゾキシストロビン耐性ダイズ紫斑病菌の発生及び代替剤の防除効果

県内の大豆ほ場において、アゾキシストロビン耐性ダイズ紫斑病菌の発生を確認した。耐性菌発生ほ場ではダイズ紫斑病防除にニマイバー水和剤の1,000倍液、プランダム乳剤25の3,000倍液のいずれかを散布する。

畜産 令和6年度畜産試験場飼料環境部

青刈りとうもろこし早生品種「LG31.588」、「P1341」及び「P1344」は多収で有望である

青刈りとうもろこし「LG31.588」及び「P1341」はRM(相対熟度)115、「P1344」はRM117の早生品種で奨励品種「KD641」(RM114)と比べて収量は同等以上である。

畜産 令和6年度畜産試験場飼料環境部

青刈りとうもろこし早生品種「KD580」及び「LG30500」は多収で有望である

青刈りとうもろこし「KD580」はRM(相対熟度)108、「LG30500」はRM110の早生品種で、奨励品種「LG3490」(RM108)と比べて多収が期待できる。

畜産 令和6年度畜産試験場飼料環境部

オーチャードグラス「まきばゆうか」は採草用草種として有望である

オーチャードグラス極早生品種「まきばゆうか」は温暖適応性が高く、従来の奨励品種「アキミドリⅡ」と比較して、越夏性が同程度以上であり、採草用草種として有望である。

畜産 令和6年度畜産試験場飼料環境部

ペレニアルライグラス「夏ごしペレ」は放牧用草種として有望である

ペレニアルライグラス「夏ごしペレ」は、ペレニアルライグラスの中でも温暖適応性が高く、従来の奨励品種「フレンド」と比較して越夏性に優れ、放牧用草種として有望である。

作物 令和6年度野菜花き試験場畑作部、佐久、諏訪、南信州、松本、北アルプス、長野、北信農業農村支援センター

そば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で夏播きの収量が「しなの夏そば」より多い品種である

そば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で、収量性は「しなの夏そば」より春播きでやや低く、夏播きでは多い。丸抜きの緑色は「しなの夏そば」、「信濃1号」より鮮やかで、茹で麺の色に優れる。

作物 令和6年度農業試験場作物部、上伊那農業農村支援センター

近年の気象動向に適応した硬質小麦の播種期及び播種量

近年の長野県の気象条件下では、「東山53号(ハナチカラ)」及び「ゆめかおり」の播種期は10月下旬~11月上旬とする。「東山53号(ハナチカラ)」において、安定した収量が得られる10a当たりの播種量は、10月下旬では4㎏、11月上旬では8kgである。

作物 令和6年度農業試験場作物部、佐久農業農村支援センター

雑草イネの出芽動態に基づく代かき前の湛水時期及び代かきによる防除方法

雑草イネは、出芽が揃う5月下旬~6月初旬に湛水し、荒代作業を浅水で2周することで防除効果が高まる。

作物 令和6年度農業試験場作物部、長野農業農村支援センター

小麦作の強害雑草オオブタクサの生育特性と防除技術

小麦ほ場でのオオブタクサの出芽は、3月から始まり、多発した場合には小麦が大幅に減収する場合がある。防除にあたっては、オオブタクサが本葉2葉期(4月上~中旬頃)までのMCPソーダ塩の散布が有効である。なお、小麦播種後の土壌処理型除草剤の効果は低い。

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畜産 令和5年(2023年度)畜産試験場(生産振興領域)酪農肉用牛部

温暖期におけるOPUの実施48時間前のFSH製剤投与による効率的な体外受精卵の生産技術

温暖期のOPU実施48時間前にFSH製剤を投与すると、発生胚盤胞胚数の割合が高くなる。また、寒冷期は温暖期と比較して胚盤胞胚の発生数は少ない。

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野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部

簡易なパイプハウスによるピーマン夏秋どり栽培は収量及び品質向上に有効である

ピーマン夏秋どり栽培で間口2.7m及び1.8mの簡易なパイプハウスを用いると、気温及び地温が確保できることから生育が促進し、収量及び品質が向上する。このため施設に投資しても所得が増加する。

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野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部

きゅうりハウス雨よけ(夏秋どり)養液栽培における省力仕立て法と経済性評価

きゅうり夏秋どり養液栽培のつる下ろし労力軽減には、摘芯を取り入れた側枝4本更新型つる下ろし仕立てが有効である。養液栽培システムの導入により経営費が増加しても安定して高い収量が得られることから、農業所得は露地栽培をやや上回る。

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野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場野菜部

10㎝ピッチのロングピッチチェーンポット®を用いた白ネギ栽培技術

白ネギ栽培において、10㎝ピッチのロングピッチチェーンポット®への1穴4粒は種栽培は、5㎝ピッチのチェーンポット1穴2粒は種栽培と比較して、育苗コスト低減や育苗面積当たりの育苗数の増加が可能である。

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野菜・花き・きのこ 令和5年(2023年度)野菜花き試験場育種部・野菜部・環境部、野菜花き試験場佐久支場

サニーレタス「長・野60号」はレタス根腐病レース1、レース2、レース3に耐病性を有した夏秋どり作型のリーフレタスとして有望である

「長・野60号」はレタス根腐病レース1、レース2、レース3に耐病性を有した、サニーレタスで国内初の根腐病レース3耐病性品種である。チップバーンの発生が少なく、晩抽性であるため、根腐病発生ほ場以外の夏秋どり作型にも適している。

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作物 令和5年(2023年度)農業試験場作物部、野菜花き試験場畑作部、松本農業農村支援センター

帰化アサガオ類が発生した大豆ほ場における雑草防除にトレファノサイド乳剤の播種前土壌混和処理を加えた防除体系が有効である

大豆ほ場で発生する帰化アサガオ類及びその他の一年生雑草に対して、トレファノサイド乳剤の播種前土壌混和処理を加えた除草剤の体系処理は防除効果が高い。また、大豆播種前後の作業集中の緩和を目的として、トレファノサイド乳剤を事前に土壌混和処理する体系や、播種後の土壌処理型除草剤を省略した生育期茎葉処理型除草剤との2回体系でも高い防除効果が得られる。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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