研究成果『その他』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「その他」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 平成28年(2016年)野花試・菌茸部、農業技術課
きのこ生産施設周辺におけるキノコバエの捕獲消長と気温、降雨の関連性きのこ生産施設に侵入するキノコバエ科のハエの捕獲数が多くなるのは、4~5月と10~11月の年2回で、降雨があると捕獲数が増加することを確認した。また、冬季でも日最低気温が5℃以上の日には捕獲されることがある。 |
技術情報 平成28年(2016年)農試・知的財産管理部、果樹試・育種部
SSRマーカーを用いた県職務育成りんご品種の識別技術の改良新たに14種類のSSRマーカーを選出し、県職務育成りんご品種の遺伝子型を明らかにした。 |
普及技術 平成25年(2013年)農業技術課、農試・環境部
80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定は長野県においても活用できる「80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定」手法は、 長野県内の畑土壌においても活用できる。抽出時の試料の液温を78~80℃の範囲に16時間維持するため、80℃の水を注入してから17時間保温する。 |
試行技術 平成24年(2012年)農試・企画経営部、農業技術課
集落営農組織損益分配ソフトウェア(農事組合法人版)の開発集落営農組織損益分配ソフトウェア(農事組合法人版)を使うことで、使用収益権の設定契約を結んで水田農業を行う集落ぐるみ型の法人において、ほ場ごとの収入差を反映した分配計算を効率的に行うことができる。 |
技術情報 平成23年(2011年)農試企画経営部
フィールドサーバの適正な運用を図るための保守管理事項気温、湿度、画像等のほ場の環境情報および生育状況を収集するフィールドサーバを長期間安定して運用するためには、機器の保守管理が必要である。保守管理事項をまとめ、フィールドサーバ運用時の保守マニュアルを作成した。 |
試行技術 平成21年(2009年)農試・企画経営部、農業技術課
簡易型電気柵(改良型FPPF)による公共牧場へのニホンジカの進入防止効果公共牧場において、電気柵のフード・プロット・プロテクター・フェンス(FPPF)を改良し、既存柵の外側に電気柵を1本設置することにより、ニホンジカの侵入防止効果を向上させることができる。 |
試行技術 平成21年(2009年)農業技術課
乳用牛の飼料給与診断ソフトウエア「DAIRYver4.0」は、乳牛の飼料給与診断、設計ができる乳牛用の飼料給与診断ソフトウエア「DAIRY ver4.0」は、表計算ソフト Excel を用いて、日本飼養標準・乳牛(2006年版)に基づいた乳牛の飼料給与診断、設計ができる。 |
技術情報 平成21年(2009年)農試・企画経営部、農業技術課
長野県内における1キロメッシュ年間平均気温活用方法気象庁で公表している1キロメッシュ年間平均気温情報を用いて、作物の栽培に 適する年平均気温の分布図が作成できる。この分布図を利用することで、新品目の導入、作付けしている品目の適応性の判断を支援できる。 |
技術情報 平成21年(2009年)農試・企画経営部・環境部、農業技術課
アメダスデータによる葉いもち感染好適条件判定の自動更新長野県で実施している葉いもち感染好適条件判定処理の自動化を図ることで、迅速な情報提供が可能となる。また、感染好適条件の詳細な情報が閲覧できるため、判定結果の理解が容易となる。 |
技術情報 平成21年(2009年)農試・企画経営部、農業技術課
戸別所得補償制度に関するモデル対策が水田経営に及ぼす影響の試算方個法水田経営への影響を把握するため線形計画法を活用した経営計画モデルを作成した。 計画モデルを活用し試算すると共に、農業経営改善計画作成の支援を行うことができる。 |
技術情報 平成21年(2009年)農試・企画経営部、農業技術課
集落営農組織損益分配ソフト(任意組合版)は、損益分配ツールとして活用できる集落営農組織損益分配ソフト(任意組合版)は、水田農業における基幹作業受託と販 売受託を行う集落ぐるみ型営農組織の損益分配を効率的に行うことが可能である。 |
試行技術 平成20年(2008年)農総試(経営情報部)
稲発酵粗飼料の給与を特色とする牛肉のマーケティングプロセスは、地場産の特色ある畜産物の販路定着や消費拡大に活用できる稲発酵粗飼料の給与を特色とする牛肉のマーケティング手順に従って特色ある地場産畜産物の商品価値評価、実需者・消費者ニーズに合った品質での安定供給体制の確立、営業活動などを実施すると、地域のブランド品として販路の定着や消費拡大が期待できる。 |
試行技術 平成20年(2008年)農総試(経営情報部)
稲発酵粗飼料導入のための経営計画モデルは交雑種肥育牛経営および稲作農家における導入条件の検討に利用できる立科町の調査データから作成した「経営計画モデル」の単体表と線形計画法プログラム XLP を用いると、稲発酵粗飼料の定着に必要な品種構成や栽培方式、収益目標、助成金水準等を試算することができ、生産・給与体系を検討する際のツールとして活用できる。 |
技術情報 平成20年(2008年)農総試(バイテク部)、果樹試(育種部)
SSRマーカーを用いた県職務育成もも・ネクタリン品種の識別県職務育成4品種を含むもも・ネクタリン43品種について、3種類のSSRマーカーを用いることにより県職務育成品種を含む特定の28品種を識別できる。 |
技術情報 平成20年(2008年)農総試(バイテク部)、果樹試(育種部)
SSRマーカーを用いた県職務育成りんご品種の識別県職務育成5品種を含むりんご26品種について、3種類のSSRマーカーを用いることにより供試26品種すべてを識別できる。 |