研究成果『土壌肥料』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「土壌肥料」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 平成27年(2015年)畜試・飼料環境部
県内産とうもろこしサイレージのミネラル成分および硝酸態窒素濃度の実態県内産とうもろこしサイレージのミネラル成分、K/(Ca+Mg)当量比および硝酸態窒素濃度は、地域間差がある。調査したサイレージのうち硝酸態窒素濃度は基準値を超える事例はなかったが、カリウム濃度が高くミネラル成分がアンバランスなサイレージが散見された。 |
技術情報 平成27年(2015年)農試・作物部、環境部、農業技術課
水稲「風さやか」の生育特性及び、高品質生産のための収穫時期と施肥平坦地の平年並みの条件では「風さやか」は「コシヒカリ」などの従来品種と同様な収穫適期の基準が適用できるが、限界標高(600m、ただし北信地域は400m)を越 えた場合や、晩植地帯などで登熟期が低温に経過する場合は、成熟が遅延することがある。また、高品質と良食味を保つため、多肥栽培を避けることと、全籾数は㎡あたり37,000粒を越えないことを目標とする。 |
技術情報 平成27年(2015年)果樹試験場環境部
りんごわい性台木樹における台木別の窒素吸収特性りんご「シナノゴールド」を穂品種として用いたJM7、JM1、JM2およびM.9ナガノの各台木樹で、7年間の1樹当たり累積窒素吸収量が最も多いのはJM2台木樹(M.9ナガノ台木樹を100とした指数で258)であり、以下、M.9ナガノ台木樹262g/樹(同100)、JM7台木樹(同77)、JM1台木樹(同40)の順である。一方、樹体内の窒素濃度はJM1台木樹が最も高く、以下、M.9ナガノ台木樹、JM7台木樹、JM2台木樹の順に低い。 |
技術情報 平成27年(2015年)農業試験場環境部
長野県における農耕地土壌の理化学性の変化土壌保全対策調査事業(昭和54年度~平成25年度)の結果についてデータを取りまとめ、35年間にわたる農耕地土壌の理化学性の変化を明らかにした。 |
試行技術 平成26年(2014年)農試環境部
「コシヒカリ」の白未熟粒は穂肥を1~2週間遅らせることにより発生率が低減できる「コシヒカリ」において出穂後の高温により発生する白未熟粒は穂肥を1~2週間遅らせることにより発生率が低減できる。 |
普及技術 平成26年(2014年)果樹試環境部
土壌中の可給態リン酸が50mg/100gより多いりんご樹園地では、一時的にリン酸施肥を中断できる土壌中の可給態リン酸が50mg/100gより多いりんご樹園地では、3~6年間リン酸肥料を無施肥としても樹体生育、果実収量および樹体のリン酸吸収量に影響はみられない。リン酸の施肥再開は土壌の分析値により判断する。 |
普及技術 平成26年(2014年)農試環境部、農業技術課
小麦における肥効調節型肥料を用いた追肥全量1回施肥法速効性窒素肥料とリニア型15日タイプの肥効調節型肥料(被覆尿素肥料)を窒素で1:1に配合した肥料を越冬後に追肥する施肥法は、2回目の追肥を省略しても慣行と同等の収量、品質が得られる省力的な施肥法である。 |
技術情報 平成26年(2014年)野花試・環境部、農試・環境部、農業技術課
ヒシ堆肥の窒素肥効率は20%としてレタス、はくさいの栽培に利用できるレタス、はくさいの栽培において、化学肥料の一部をヒシ堆肥で代替できる。その場合、ヒシ堆肥の窒素肥効率は20%とする。 |
技術情報 平成26年(2014年)野花試・環境部・野菜部・育種部
カリの過剰施用はレタスチップバーンの発生を助長するカリの過剰施用はレタス中のカリ含有率を高めるとともに石灰含有率を低下させ、レタスチップバーンの発生を助長するため、カリの適正施肥に努める。 |
技術情報 平成26年(2014年)野花試・環境部
越冬ライムギのすき込みによる初夏どりレタスの窒素減肥栽培越冬ライムギを草丈30cm位ですき込むことにより、5月定植レタスの窒素を30~50%程度削減することが可能である。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥および化学窒素肥料の連用がりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の窒素収支に与える影響豚ぷんオガ屑堆肥2~5t/10aおよび約10kg-N/10aの化学窒素肥料を連用したりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の年間窒素持ち出し量は、果実で1.2~1.8kg/10a、せん定枝で0.9~1.3kg/10a、土壌への年間窒素蓄積量は1.0~34.6kg/10aだった。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥の14年間の連用がりんごわい化栽培園地土壌の理化学性に与える影響堆肥の連年施用により、土壌表層(0~10cm)が膨軟になり物理性は大きく改善されるが、その範囲は表層に限定される。しかし過剰に施用すると窒素、リン酸およびカリ等の養分富化や、養分バランスの悪化を招くとともに、土壌からの窒素発現量が増加する。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥および化学窒素肥料の連用がりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の生育、収量および果実品質に与える影響りんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹に対し、豚ぷんオガ屑堆肥2および5t/10aを14年間連用すると、窒素として10kg/10aの化学肥料を14年間連用した場合に比べ、収量増はわずかで、着色良果率は大きく低下する。 |
技術情報 平成26年(2014年)野花試・花き部
アルストロメリア葉焼け症状および葉先焼け症状の発生原因アルストロメリアの葉焼け症状や葉先焼け症状は多肥栽培および土壌のpHが低い場合に発生が助長される。 |
技術情報 平成26年(2014年)野花試・花き部
シクラメンの窒素施用量が品質と日持ちに及ぼす影響9~10月の窒素施用量が少ないと出荷時の葉色が薄くなり品質が低下する。一方、窒素施用量が多いと観賞時に低照度環境に置かれた場合の日持ち性が劣る。4号鉢栽培の出荷前約40日間の施肥管理は置き肥の場合、窒素施用量で200mg/鉢、底面給液の場合は窒素濃度で50ppm程度を基準とする。 |