研究成果『土壌肥料』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「土壌肥料」の研究内容とその成果をご紹介します。
試行技術 平成29年(2017年)野花試・環境部、野菜部
うね成型ロータリーと施肥機を組合わせた部分施肥によるキャベツの窒素減肥栽培キャベツ栽培において耕うん同時うね成型ロータリーとトラクター装着型施肥機を組合せた部分施肥により20%程度の窒素減肥が可能である。 |
普及技術 平成29年(2017年)野花試・野菜部、環境部
廃液を出さない養液栽培方式「ハンモックシステム吸い戻し式」はトマト及びカラーピーマンの栽培に適するハンモックベンチ吸い戻し式は、自力施工が可能な簡易な構造の養液栽培方式であり、トマト及びカラーピーマン栽培で適用性が認められる。慣行のかけ流し栽培より収量が向上し、肥料や水の利用効率が高く、廃液を出さない環境にやさしい栽培方式である。 |
技術情報 平成29年(2017年)野花試・環境部
草丈伸長の品種間差を利用した越冬ライムギ鋤込み時期の拡大ライムギが鋤込み適期となる草丈30cmに到達する時期は品種間差があり、これを利用して鋤込み時期に幅を持たせることで、後作レタス栽培における作業労力の分散が可能となる。 |
技術情報 平成28年度(2016年度)果樹試験場環境部
クローバーが混在する樹園地草生の刈草中窒素含有量の推定法クローバーが混在する樹園地草生の刈草が含有する窒素量は、クローバーの平均草丈とクローバーの占有面積比の積(クローバーインデックス、CI)を用いて推定できる。 |
技術情報 平成28年(2016年)畜試・飼料環境部
飼料用とうもろこし畑における堆肥施用後に行う心土破砕の効果飼料用とうもろこし畑において堆肥施用後にサブソイラーによる心土破砕を行うことで下層土が膨軟化し、作土層の成分濃度が低下する。また作物体のカリ濃度と硝酸態窒素濃度が低下する。 |
普及技術 平成28年(2016年)野花試・環境部
越冬ライムギの鋤込みによる初夏どりレタスの窒素減肥栽培越冬ライムギを草丈30cm前後で鋤込むことにより、初夏どりレタスの窒素施用量を30~50%程度削減することが可能である。 |
技術情報 平成28年(2016年)果樹試・環境部
M.9ナガノ台木りんご樹における品種別窒素吸収特性M.9ナガノ台木りんご樹における年間窒素吸収量は、「ふじ」が最も多く、以下、「シナノスイート」、「シナノゴールド」、「秋映」の順である。 |
試行技術 平成27年(2015年)農試・作物部、企画経営部、環境部
飼料米利用のための「ふくおこし」の省力・低コスト栽培技術慣行体系に比べ、「ふくおこし」の標準栽植密度による移植栽培または湛水直播栽培、多肥栽培および立毛乾燥技術を組み合わせることにより大幅な所得向上が見込まれる。多肥による疎植栽培に立毛乾燥技術を導入することによっても、省力化と所得増加が見込まれる。 |
技術情報 平成27年(2015年)南信試・栽培部
土壌硬度の高い「市田柿」原料かき園における圧縮空気噴射式土壌改良機による土壌改良が、根域、樹体生育および果実収量に及ぼす影響土壌硬度の高い「市田柿」原料かき園において、樹冠下へ圧縮空気噴射式土壌改良機を用いた土壌改良により、概ね9か月間程度、土壌硬度が低く保たれる。この処理を毎年継続することにより、3年目以降、根域が改善されることで収量が高まる傾向がある。 |
技術情報 平成27年(2015年)野花試・環境部、育種部
レタスチップバーンの発生が多い品種は石灰濃度が低いレタス品種をチップバーン発生程度別に4グループに分けて植物体養分濃度を比較した 結果、チップバーン発生が多い品種グループほど石灰濃度が低い。 |
技術情報 平成27年(2015年)野花試・環境部、佐久支場
早春まきハウス育苗作型におけるパセリーの経時的成分吸収特性パセリーの成分吸収量は収穫による成分収奪が長く続くため葉菜類の中でも多い。窒素吸収量は収穫開始前の6月に急増し7月にかけてピークとなり、その後は徐々に減少する。 |
技術情報 平成27年(2015年)野花試・環境部、佐久支場
レタス・にんじんの2作1回全量基肥施肥に適する被覆尿素肥料の組み合わせ寒地における全面マルチによるレタス・にんじん2作1回全量基肥施肥栽培には、窒素の溶出がリニア型の CG40 とシグモイド型のセラコート R50 の組み合わせが適する。 |
技術情報 平成27年(2015年)果樹試・環境部
気温から推測した地温を用いた樹園地土壌の窒素無機化量の推定法気温と地温の相関は高く、地温は気温から推測することが可能である。気温から推測した地温と実測地温で、窒素無機化量の推定値に差は認められない。また、土壌窒素無機化量の推定に気温を用いると、実測地温を用いた場合と比べて土壌窒素無機化量の推定値が低くなる恐れがある。 |
技術情報 平成27年(2015年)農試・環境部
水田輪作体系における水稲「風さやか」湛水直播栽培の施肥による収量、品質への影響水田輪作体系における水稲「風さやか」の湛水直播栽培では、収量、品質を確保するために「あきたこまち」などの品種(「コシヒカリ」は除く)の慣行栽培(連作田の移植栽 培)より 30%程度の窒素減肥が必要である。 |
技術情報 平成27年(2015年)農試・環境部
長野県における農耕地土壌の理化学性の変化(その2)データファイルの提供土壌保全対策調査事業(昭和 54 年度~平成 25 年度)の 35 年間のデータを取りまとめ、 地点検索機能や理化学性の変化を図示できる機能等を有する、「土壌定点モニタリング調査結果」ファイルを作成した。 |