研究情報

研究成果『土壌肥料』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「土壌肥料」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 令和3年(2021年度)野菜花き試験場環境部、諏訪農業農村支援センター、上伊那農業農村支援センター

平高うねマルチ栽培がブロッコリー根こぶ病の発病に及ぼす影響

ブロッコリー根こぶ病に対し、うね面を25㎝程度高くしてマルチフィルムで被覆する「平高うねマルチ栽培」を行うと、根こぶ病の発病が軽減される。

技術情報 令和3年(2021年度)野菜花き試験場環境部

夏秋どり用の四季成り性いちご品種「サマーリリカル」の吸肥特性に基づいた給液一定管理における適正EC

夏秋どりいちご「サマーリリカル」はタンクミックスF&B処方養液を用いた給液EC一定管理においては、EC0.6dS/m程度の管理が適当である。EC0.4dS/mでは不足傾向、EC0.8dS/mでは過剰である。

技術情報 令和3年(2021年度)野菜花き試験場環境部、佐久農業農村支援センター、上田農業農村支援センター

水田転換したほ場の特徴とブロッコリーを作付けする場合の排水性改善対策の手順

県内の排水性不良な水田転換畑の下層土の状態は、概ね4タイプに類型化され、ブロッコリーを栽培する際の排水性改善対策はそれぞれのタイプにより異なるため、事前の確認と対策フロー図によって進める。

技術情報 令和3年(2021年度)南信農業試験場栽培部

日本なし「南水」の樹体ジョイント仕立て用苗木の本ぽ定植育成におけるリニア型270日タイプの被覆尿素の定植時一括施肥の効果

日本なし「南水」の樹体ジョイント仕立て栽培用苗木の本ぽ定植育成において、定植当年から翌年の夏季ジョイント時まで定期的に行う施肥の窒素合計量を、リニア型270日タイプの被覆尿素で定植時に一括施肥、混和することにより、定植後の苗木養成中の施肥を省くことができ、翌年7~8月に樹間1.5mでジョイント可能な330cm以上の長さの苗木が得られる。

技術情報 令和3年(2021年度)農業試験場環境部・作物部

ドローンリモートセンシングによって測定された「コシヒカリ」及び「風さやか」のNDVI値と水稲の生育との関係

ヤンマーアグリジャパン株式会社の提供するドローンリモートセンシングによって測定された「コシヒカリ」及び「風さやか」のNDVI値は水稲の生育指標(草丈×茎数×SPAD値)、窒素吸収量と高い正の相関を示すが、SPAD値との相関は低い。

技術情報 令和3年(2021年度)果樹試験場栽培部 

長野県における今世紀中頃の気温条件を再現したハウス内で栽培したりんご「ふじ」の特徴

長野県における今世紀中頃(2046~2065年)の気温条件を再現したハウス内で栽培したりんご「ふじ」(M.9台木樹)は、発芽期から落花期までの生態は早まり、若木期の樹体生育は旺盛となった。収量は同等か多く、果実品質については、果実は大きく、果皮の着色、糖度、果肉硬度及びみつ入りは低下する傾向であった。

技術情報 令和3年(2021年度)野菜花き試験場環境部

全層心土破砕機「カットブレーカー」によるほ場の有効土層の拡大と排水性改善効果

耕盤のあるほ場に対し、「カットブレーカーmini」を用いた全層心土破砕により、有効土層の拡大と土壌の膨軟化によってほ場の排水性が向上する。また、排水不良が収量低下要因となるほ場においては、ハクサイ・ブロッコリーの収量が高まる。

技術情報 令和3年(2021年度)農業試験場作物部、育種部

もち性大麦「ホワイトファイバー」の止葉展開期追肥によるβ-グルカン含量の向上効果

もち性大麦「ホワイトファイバー」は、止葉展開期の窒素施肥量を慣行の2kg/10aより増量し、4kg/10a追肥することで、機能性成分の水溶性食物繊維β-グルカン含量が高まる。

試行技術 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、佐久・松本農業農村支援センター

可給態りん酸量が70mg/100g以上あれば春まきハクサイのりん酸施肥量を全量削減できる

春まきハクサイの黒ボク土栽培ほ場において、可給態りん酸量が70mg/100g以上あれば、りん酸肥料を全く施用しなくても、基準量を施用した場合と同等の収量が得られる

技術情報 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部、上田農業農村支援センター

ブロッコリー根こぶ病の発生要因と菌密度に与える土壌消毒及びおとり作物の影響

ブロッコリー根こぶ病が多発生する主要因は、土壌中の高い病原菌密度である。また、カーバム剤等を利用した土壌消毒処理は根こぶ病菌(休眠胞子)密度の低減効果が高い。

技術情報 令和2年(2020年度)野菜花き試験場環境部・佐久支場、農業農村支援センター

レタス産地における硫安の多肥・連用による土壌酸性化の事例

東信地域のレタス産地での土壌酸性化の原因を検討した結果、硫安系肥料の多施用が原因と考えられた。

技術情報 令和2年(2020年度)南信農業試験場栽培部

日本なし「幸水」に対する圧縮空気噴射式土壌改良機を用いた根域施肥と表面局所施肥による慣行施肥の50%減肥栽培が、生育、収量及び果実品質に及ぼす影響

日本なし「幸水」成木樹に対し、2月下旬に圧縮空気噴射式土壌改良機を用いて、慣行施肥における基肥と3~5月追肥合計分の50%量の窒素を、緩効性窒素肥料で主幹から2m離れた周囲に等間隔で8か所、深さ30~40cmに打ち込む(根域施肥)。その後、6月下旬及び収穫後に慣行施肥の50%量の窒素を速効性窒素肥料で表面局所施肥する。この施肥方法を3年間継続しても、生育、収量及び果実品質に大きな影響は見られない。

技術情報 令和2年(2020年度)果樹試験場環境部

りんご「シナノゴールド」M.9台木樹における施肥窒素の吸収と移行特性

りんご「シナノゴールド」M.9台木樹における窒素の吸収量、樹体内分配、利用率は施肥時期により異なる。3月の施肥窒素は、摘果果実への施肥由来窒素の分配が少なく、当年の収穫果実、葉、1年枝、主幹旧枝部等の貯蔵部位に効率的に利用されていると考えられた。

技術情報 令和2年(2020年度)農業試験場環境部

晩期追肥と基肥20%減肥は「コシヒカリ」の疎植栽培において有効な施肥法である

疎植栽培(16株/㎡)を行う場合、追肥時期を1週間程度遅らせることで慣行と同等の収量を得られ、玄米品質が向上する。基肥については20%減肥しても同等の収量・品質が得られる。また、疎植栽培における窒素吸収量は慣行と同等である。

技術情報 令和2年(2020年度)野菜花き試験場花き部・環境部

肥効調節型肥料を利用したシクラメンの省力栽培技術

シクラメンの4号鉢栽培において、仕上げ鉢への定植時に肥効調節型肥料「スーパーエコロング413-S180」を鉢当たり2.8g培土に混合施肥する方法は、置き肥による追肥体系と同等の鉢花品質が得られる。肥効調節型肥料を利用することで、追肥作業時間と肥料費を削減できる。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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