研究情報

研究成果『土壌肥料』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「土壌肥料」の研究内容とその成果をご紹介します。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)野菜花き試

コーンコブを主体とする堆肥化前エノキタケ廃培地の土壌中での炭素と窒素の分解

コーンコブを主体とする、堆肥化前のエノキタケ廃培地の埋設法による分解率は、4ヶ月後では、黒ボク土の炭素で65%、窒素で25%、灰色低地土の炭素で75%、窒素で50%である。また、黒ボク土では、埋設1ヶ月までの窒素分解率が低い。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)中信試

牛ふん堆肥に含まれる物質によるミニトマトの生育異常

現地で発生したミニトマトの生育異常(生長点の奇形)の原因は、特定ロットの牛ふん堆肥、あるいはそれに含まれる物質によるもので、堆肥の多施用が助長要因である。その発生には品種間差異が認められる。また、粒状活性炭の土壌混和処理による発生防止が期待できる。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)野菜花き試

レタスの硝酸イオン濃度測定における試料の保存方法が測定値に与える影響

RQフレックスを用いたレタスの硝酸イオン濃度測定において、試料現物では冷蔵保存で1週間程度ではほとんど変化しない。試料液では冷蔵保存で2日間、冷凍保存で6か月程度であればほとんど変化しない。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)野菜花き試

レタス輪作体系における輪作作物の養分吸収特性に基づく分類

同一圃場で栽培した緑肥を含む9種類の輪作作物の、窒素、リン酸、カリ、石灰、苦土吸収量を、レタスの吸収量に対する比率で分類した。本情報は、土壌残存養分量を考慮した輪作作物の選定や施肥設計に利用できる。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

あんずのホウ素欠乏症の早期の診断に適した部位と時期

あんずのホウ素欠乏症を早期に診断する部位として新梢が適し、診断時期は満開期2~3週間後頃がよい。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

果樹への硫酸マンガン溶液の葉面散布においては生石灰を加用しない

りんご・もも・ぶどうについて、5月下旬から6月下旬での硫酸マンガン溶液単用の葉面散布では濃度障害は認められなかった。等量の生石灰を加用した硫酸マンガン溶液は、散布後は黒変し著しい汚染となるため、生石灰の加用は行わない。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試 農総試

長野県内樹園地土壌の化学性の変動傾向

県内樹園地土壌の化学性は、25年前に比べ、pHの分布範囲が広がり、全窒素含量は増加し、C/N比は低下し、塩基含量が高まり、相対的に苦土が不足し、有効態リン酸が著しく増加していた。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

地表面管理の違いが樹園地土壌の化学性にもたらす変化

リンゴ樹園地にて、代表的な地表面管理法である部分牧草草生法、全面雑草草生法、全面わらマルチ法、全面清耕法を5カ年継続実施した場合、土壌の化学性に明らかな差が認められた。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

リンゴ果実の部位別窒素、リン、カリウム、マグネシウム分布の経時的変動

リンゴ果実中の窒素、マグネシウムでは部位別の濃度差が認められ、カルシウムに良く似た部位別存在比を示したが、リンと特にカリウムは部位別の濃度差が小さかった。何れの元素も、収穫期まで転流が継続した。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

リンゴ「王林」果実のビターピット発生限界カルシウム濃度。

リンゴ果実の縦分割1/8切片中のカルシウム濃度と、その切片のビターピットの発生程度には高い相関が認められ、「王林」果実では、カルシウム濃度が5.0mg/100gFWより低くなるとビターピット発生程度が高まった。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

リンゴ果実の部位別カルシウム分布の経時的変動。

リンゴ果実のカルシウム濃度は、8月中旬まで急激に、以後は緩慢に低下した。部位別では心>果皮≫心側の果肉>果皮側の果肉の順に高く、同一部位ではこうあ部側ががくあ部側よりやや高かった。

試験して得られた技術事項 平成16年(2004年)果樹試

リンゴ果実のカルシウム含量の時期別変化。

リンゴ果実へのカルシウム転流を、満開後日数の関数として、品種別に示した。

普及技術 平成16年(2004年)農業技術課

土壌診断ソフト「大地くん」Ver.3の活用

土壌診断ソフト「大地くん」Ver.3 は、データベースソフト Microsoft Access を基本ソフトとしてWindows2000以降のOSにも対応でき、これまでの土壌診断機能に加えて、最近の農地で問題となっている富栄養化に対応した、過剰施肥防止の資材設計が可能である。

普及技術 平成16年(2004年)野菜花き試

有機物資材「育苗用キチナーゼ」はセルリーの健苗育苗と本畑栽培における収量と品質の向上に有効である

有機物資材「育苗用キチナーゼ」は育苗土に容積の10%量施用することにより、セルリーの健苗育苗と本畑栽培における収量と品質の向上に有効である。

普及技術 平成16年(2004年)野菜花き試

ポット施肥法によるセルリーの大幅減肥.高品質栽培

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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