研究情報

研究成果『病害虫』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「病害虫」の研究内容とその成果をご紹介します。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部

りんごのアブラムシ類防除にトランスフォームフロアブルが有効である

りんごのアブラムシ類防除にトランスフォームフロアブル4,000倍液を散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部

りんごのナミハダニ防除にエコマイト顆粒水和剤が有効である

りんごのナミハダニ防除にエコマイト顆粒水和剤2,000倍液を散布する。本剤はダニゲッターフロアブルと同じIRACコード23に属する殺ダニ剤である。年間の使用は、どちらか1剤のみとする。

農薬情報 令和4年(2022年度)農業試験場環境部

水稲のイネミズゾウムシ及びイネツトムシ防除にテトラニリプロール1.5%含有苗箱施薬剤が有効である

水稲のイネミズゾウムシ及びイネツトムシ防除にテトラニリプロール1.5%含有苗箱施薬剤(ヨーバル箱粒剤、ヨーバルトップ箱粒剤、ブーンレパード箱粒剤、ヨーバルパワーEV箱粒剤、ヨーバルプライムEV箱粒剤、ヨーバルUG箱粒剤、レシードプラス箱粒剤)を移植当日に育苗箱あたり50g散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)農業試験場環境部、北信農業農村支援センター

水稲のヒメトビウンカ及びイネツトムシ防除にオキサゾスルフィル2.0%含有苗箱施薬剤が有効である

水稲のヒメトビウンカ及びイネツトムシ防除にオキサゾスルフィル2.0%含有苗箱施薬剤(アレス箱粒剤、スタウトアレス箱粒剤、稲名人箱粒剤、ブーンアレス箱粒剤)を移植当日に育苗箱あたり50g散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)農業試験場環境部

水稲のイネミズゾウムシ防除にリディア箱粒剤が有効である

水稲のイネミズゾウムシ防除にリディア箱粒剤を移植当日に育苗箱あたり50g散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)野菜花き試験場環境部

ネギ葉枯病防除にテーク水和剤、ダコニール1000、アミスター20フロアブル及びパレード20フロアブルが有効である

ネギ葉枯病防除に、テーク水和剤の600倍液、ダコニール1000の1,000倍液、アミスター20フロアブル、パレード20フロアブルの2,000倍液のいずれかを散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)野菜花き試験場環境部、農業試験場環境部

アスパラガス疫病防除にユニフォーム粒剤が有効である

アスパラガス疫病防除にユニフォーム粒剤を10aあたり12kgの割合で株元散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)野菜花き試験場環境部・佐久支場

ブロッコリー黒すす病防除にシグナムWDG及びホライズンドライフロアブルが有効である

ブロッコリー黒すす病防除にシグナムWDGの1,500倍液又はホライズンドライフロアブルの2,500倍液を散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)野菜花き試験場佐久支場

ハクサイ白さび病防除にランマンフロアブルが有効である

ハクサイ白さび病防除にランマンフロアブルの2,000倍液を散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)野菜花き試験場環境部

ハクサイピシウム腐敗病防除にピシロックフロアブルが有効である

ハクサイピシウム腐敗病防除にピシロックフロアブルの1,000倍液を散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)南信農業試験場栽培部

ナシ黒星病防除にミギワ20フロアブルが有効である

ナシ黒星病防除にミギワ20フロアブルの4,000倍液を散布する。本剤は新規系統(FRACコード52)の殺菌剤であり、薬剤耐性菌の出現リスクが中~高である。薬剤耐性菌の出現を回避するため、本剤の連用を避け、本剤の年間の使用回数は2回以内とする。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部、農業試験場環境部

クルミ炭疽病にオーソサイド水和剤80が有効である

クルミ炭疽病にオーソサイド水和剤80の800倍液を散布する。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部

もも、ネクタリンの灰星病防除にパレード15フロアブルが有効である

もも、ネクタリンの灰星病防除にパレード15フロアブルの2,000倍液を散布する。本剤はSDHI剤(FRACコード7)であり薬剤耐性菌の出現リスクが高い。薬剤耐性菌の出現を回避するため、SDHI剤の連用を避け、SDHI剤の年間の使用回数は2回以内とする。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部

リンゴ褐斑病防除にオンリーワンフロアブルが有効である

リンゴ褐斑病の二次伝染初期にオンリーワンフロアブルの2,000倍液を散布する。本剤はDMI剤であり、薬剤耐性菌の出現リスクが高い。薬剤耐性菌の出現を防ぐために、同一薬剤及び同系統薬剤の連用・多数回使用は避け、DMI剤の年間の総使用回数は2回以内にする。

農薬情報 令和4年(2022年度)果樹試験場環境部

リンゴ赤星病防除にカナメフロアブルが有効である

リンゴ赤星病の防除にカナメフロアブルの4,000倍液を散布する。本剤はSDHI剤であり、薬剤耐性菌の出現リスクが高い。薬剤耐性菌の出現を防ぐために、同一薬剤及び同系統薬剤の連用・多数回使用は避け、年間の総使用回数は2回以内にする。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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