研究成果『病害虫』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「病害虫」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 令和元年(2019年)南信農業試験場栽培部
カキ円星落葉病防除に有効なジマンダイセン水和剤の散布時期ジマンダイセン水和剤600倍液を6月下旬から7月上旬に1回散布すると、カキ円星落葉病を効率的に防除できる。 |
技術情報 令和元年(2019年)果樹試験場環境部
平地におけるブドウさび病の発生時期ブドウさび病は6月下旬から7月上旬に山林に生息する中間宿主のアワブキやミヤマハハソでさび胞子を形成し、山林から離れた平地のぶどうへの感染は7月中旬頃から始まる。10日前後の潜伏期間を経て、多発年は7月下旬頃からぶどうで夏胞子を形成し、その後収穫後まで二次感染し、発生が拡大する。 |
技術情報 令和元年(2019年)農業試験場環境部
マメシンクイガ被害に対する大豆連作と薬剤散布時期の影響大豆連作によりマメシンクイガの発生量が増加し、子実被害が増加する。特に3年以上連作すると著しい被害が発生する場合がある。また、県内5地域における現地調査の結果から、十分な防除効果を得るには薬剤の適期散布が重要である。 |
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場菌茸部
ブナシメジ生育室でキノコバエを捕獲できる粘着シートと設置位置ブナシメジ生育室でヤマタナミキノコバエを効果的に捕獲できる粘着シートは「ムシプレートEX」と「新型虫捕りシート」で、設置位置は生育棚がよい |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場佐久支場
レタスのナモグリバエ防除にハチハチフロアブル及びグレーシア乳剤が有効であるレタスのナモグリバエ防除にハチハチフロアブルの1,000倍液及びグレーシア乳剤の3,000倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場佐久支場
レタスべと病防除にゾーベックエンカンティアが有効であるレタスべと病防除にゾーベックエンカンティアの4,000倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場佐久支場
ハクサイ炭疽病防除にベンレート水和剤が有効であるハクサイ炭疽病防除にベンレート水和剤の2,000倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場環境部
ねぎのネギハモグリバエ防除にリーフガード顆粒水和剤、ダントツ水溶剤、ベネビアOD、ディアナSCが有効であるねぎのネギハモグリバエ防除にリーフガード顆粒水和剤1,500倍液、ダントツ水溶剤、ベネビアODの2,000倍液、ディアナSC2,500倍液のいずれかを散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場環境部
ねぎのネギハモグリバエ防除にダントツ粒剤、ミネクトデュオ粒剤、ジュリボフロアブルが有効であるねぎのネギハモグリバエ防除にダントツ粒剤若しくはミネクトデュオ粒剤を10aあたり6kg、定植時に植溝土壌混和する。又はジュリボフロアブルの200倍液をセル成型育苗トレイ1箱若しくはペーパーポット1冊あたり0.5L灌注する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場環境部
レタスのアザミウマ類防除にディアナSCが有効であるレタスのアザミウマ類防除にディアナSCの5,000倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場環境部
キャベツ、はくさいのコナガ防除にグレーシア乳剤が有効であるキャベツ、はくさいのコナガ防除にグレーシア乳剤の3,000倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場環境部
いちごのハダニ類防除にサフオイル乳剤が有効であるいちごのハダニ類防除にサフオイル乳剤の300倍液を散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)南信農業試験場栽培部
かきのクワシロカイガラムシ防除にアプロード水和剤が有効であるかきのクワシロカイガラムシ防除にアプロード水和剤の1,000倍液を休眠期(発芽前)に散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)南信農業試験場栽培部
なしのニセナシサビダニ防除にクムラス及びハーベストオイルが有効であるなしのニセナシサビダニ防除にクムラスの300倍液又はハーベストオイルの50倍液を休眠期(発芽前)に散布する。 |
農薬情報 令和元年(2019年)果樹試験場環境部
すもものハダニ類防除にコロマイト乳剤が有効であるすもものハダニ類防除にコロマイト乳剤1,000倍液を散布する。蚕毒が特に強いため、桑園付近では使用しない。高温、乾燥時の散布は薬害を生じる恐れがあるので避ける。 |