研究成果『畜産』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「畜産」の研究内容とその成果をご紹介します。
普及技術 平成25年(2013年)農業技術課
乳牛用の飼料給与診断ソフトウエア「DAIRYver4.1」は乳牛の飼料給与診断・設計に活用できる新たな機能を追加した乳牛用の飼料給与診断ソフトウエア「DAIRY ver4.1」は適正な飼料給与診断・設計が迅速にでき、酪農における指導手段としての有効である。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部
アルファルファ「ケレス」は永続性に優れ採草用品種として有望であるアルファルファ「ケレス」は「ツユワカバ」(奨励品種)と比較して、同等の収量性で、永続性および病害抵抗性に優れる採草用品種である。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部
飼料用とうもろこし極早生品種「LG3490」と「LG3520」、早生品種「P1543」は耐倒伏性が高く多収な品種である飼料用とうもろこし品種「LG3490」はRM(相対熟度)108、「LG3520」はRM110の極早生で、高冷地に適する耐倒伏性が高く多収な品種である。「P1543」はRM115の早生で、高冷地を除く県下全域に適する耐倒伏性が高く多収な品種である。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部・酪農肉用牛部
高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調整マニュアル春播きエンバクの後作としての高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調製法、乳牛向け飼料としての収穫適期を明らかにした。これらの結果に基づき、高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調製マニュアルを作成した。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部・酪農肉用牛部
春播きエンバクの後作としての高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調製法春播きエンバクの後作としての高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調製法、乳牛向け飼料としての収穫適期を明らかにした。これらの結果に基づき、高消化性スーダン型ソルガム「涼風」の栽培および収穫・調製マニュアルを作成した。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部・酪農肉用牛部
春播きエンバクの栽培および収穫・調整マニュアル春播き栽培に適するエンバク品種を選定し、栽培および収穫・調製法を確立するとともに、乳牛向け飼料としての収穫適期を明らかにした。これらの結果に基づき、「春播きエンバクの栽培および収穫・調製マニュアル」を作成した。 |
普及技術 平成25年(2013年)畜試飼料環境部・酪農肉用牛部
春播き栽培に向くエンバク品種と栽培および収穫・調製法春播き栽培に適するエンバク品種を選定し、栽培および収穫・調製法を確立するとともに、乳牛向け飼料としての収穫適期を明らかにした。これらの結果に基づき、「春播きエンバクの栽培および収穫・調製マニュアル」を作成した。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試飼料環境部・酪農肉用牛部
高泌乳牛向け飼料としてのライムギの収穫適期ライムギは穂揃期に収穫することにより、乾物中の可消化養分総量(TDN)が63%となり、この生育ステージが高泌乳牛向け飼料としての収穫適期である。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試飼料環境部
スーダン型ソルガムにおける生育ステージと可消化養分総量の関係2番草のTDNは1番草のTDNよりも高い。また、高消化性スーダン型ソルガム「涼風」サイレージのTDNはノーマルタイプのスーダン型ソルガムよりも1番草出穂始期で4%高く、2番草出穂始期では6%高い。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試酪農肉用牛部
哺乳方法の違いによる黒毛和種子牛の人工乳摂取の推移と発育哺乳初期の増体は哺乳量に大きく依存し、増体系の子牛では従来の哺乳量では不足する。哺乳方法が異なっても、人工乳の摂取は60日齢前後から急増する。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試酪農肉用牛部
子牛の哺乳期において水を自由飲水させると、採食量が増え増体も良くなる哺乳期子牛に代用乳に加えて水を自由飲水させると、代用乳のみ給与した場合に比べ乾物摂取量が多くなり、増体が優れる。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試酪農肉用牛部
県内検定牛群における泌乳持続性と繁殖成績の関係泌乳持続性の高い牛は低い牛に比較してピーク乳量は低く、低乳量牛を除き305日乳量に差がない。しかし、空胎日数が長く、繁殖成績が劣ることから、泌乳持続性の育種価をより高精度に評価するために、飼養管理法等他の要因の影響を検討する必要がある。 |
技術情報 平成25年(2013年)畜試酪農肉用牛部
冷気と細霧の送風を併用したタイストール乳牛舎の暑熱対策システムの特性トンネル換気下のタイストール乳牛舎におけるダクトファンによる冷気と細霧の送風を併用した牛体冷却システムを開発した。このシステムは暑熱時における搾乳牛の体温上昇と乾物摂取量および乳量の低下を抑制できる。 |
試行技術 平成25年(2013年)畜試・養豚養鶏部
しなの鶏において配合飼料の一部を飼料用米で置き換えて給与する場合、最大40%まで可能であるしなの鶏への飼料用米の給与は、籾米の置換割合を 40%以内に留めることで、肉色・脂肪色、脂肪酸組成に及ぼす影響を少なくでき、肥育成績にも悪影響を与えず、飼料費が節減できる。 |
試行技術 平成25年(2013年)畜試・酪農肉用牛部
ソルガムサイレージと食品製造粕類を活用することにより飼料費を節減し、試料自給率を高めた肥育牛生産が可能である交雑種肥育牛にソルガムサイレージ、ビール粕およびトウフ粕を主原料とした発酵TMR を給与すると、慣行給与と同等以上の肥育成績が得られる。1頭当たりの飼料費は10万円程度節減でき、飼料自給率は4%から34%に向上する。 |