研究成果『野菜・花き・きのこ』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場花き部
アルストロメリア新品種(24品種)の生産性評価主要品種及び新品種24品種の特性を調査した。株当たり切り花本数が特に多い品種は「ミルクティー」、「ホイットニー」、「ピンクティアラ」、「ゴールド」である。 |
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場花き部
トルコギキョウ抑制作型における日没後の短時間冷房処理は切り花品質の向上に有効であるトルコギキョウの抑制作型において、定植後の夜間冷房処理は開花を抑制し、切り花品質を向上させ、日没後(以下、EOD:End-of-Dayの略)から4時間・15~18℃の冷房処理が効果的である。 |
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場花き部
露地電照栽培に適する夏秋ギク早生及び中生の輪ギク品種露地電照栽培に適する夏秋ギク早生及び中生の輪ギク品種は「笑の東」、「千穂」、「笑の駒」、「星の泉」、「松風のあかり」、「美園」及び「笑の香」である。 |
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場野菜部
アスパラガス品種「PA050」及び「ウェルカムAT」の施設栽培における品種特性アスパラガス品種「PA050」及び「ウェルカムAT」は「ウェルカム」より多収であり、施設栽培に適する品種である。 |
技術情報 令和元年(2019年)野菜花き試験場野菜部
アスパラガスの小型ハウスを利用した施設化による増収・増益効果アスパラガス栽培において小型ハウスを利用した施設化により茎枯病の発病は抑制され、4月の需要期を中心に増収し、定植後4年程度で露地栽培を上回る所得が得られる。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場菌茸部
ブナシメジ「YKB-3」培地におけるバガスパウダーとコーンコブの適正な使用量ブナシメジ「YKB-3」培地に用いるバガスパウダーは1ビン当たり25~20g、コーンコブは64~69gが適正な混合量である。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場菌茸部
ブナシメジ栽培におけるコメヌカ代替資材「築野mix」の利用技術培地資材「築野mix」は、ブナシメジ栽培の主要な栄養材コメヌカの一部代替が可能である。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場野菜部、佐久支場、農業技術課
たまねぎ春播き栽培における品種特性秋播き栽培で用いられている「七宝甘70」、「ネオアース」、「もみじ3号」は、春播き栽培においても球の肥大、収量性に優れ、栽培に適する。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場野菜部、農業技術課
非結球レタスの一般特性県内の寒地及び寒冷地における非結球レタスの一般特性を明らかにし、春播き作型及び夏播き作型における適品種を選定した。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場育種部・野菜部
ラファノブラシカ「長・野48号」は機能性成分を多く含む新たな野菜として有望であるラファノブラシカ「長・野48号」はアブラナ科ダイコン属のダイコンにアブラナ属のケールを交配した異属間の雑種第1代植物となる新たな野菜で、機能性成分であるグルコシノレート類のグルコラファニン及びグルコラフェニンを多く含む。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場環境部・野菜部
アスパラガスほ場の排水性を評価するための簡易な下層透水性診断ラセン状穴掘り器を用いてアスパラガスほ場のうね肩部に直径約7cm、深さ40㎝の注水孔を掘り、注水後10分と30分の水位を測定し、その差が40mm以下の場合を排水不良と診断する。従来法と比べ簡易で効率的に診断が可能なため、生産者が利用しやすい。 |
技術情報 平成30年(2018年)野菜花き試験場環境部
温暖化による気温上昇に伴うレタス栽培土壌の窒素無機化量の推定温暖化により年平均気温が2℃上昇する場合、畝上面のマルチ下10cmにおける地温は約2℃上昇し、土壌窒素無機化量はレタス1作当たり、14~27%増加すると推定される。 |
試行技術 平成30年(2018年)野菜花き試験場花き部
ダリアの露芯花抑制には赤色LEDによる長日処理が有効である秋冬期に発生し易いダリアの露芯花対策として、赤色LEDを用いた14時間日長処理が有効で、その効果は白熱電球よりも高い。 |
試行技術 平成30年(2018年)野菜花き試験場野菜部、農業技術課
たまねぎ春播き栽培におけるポリマルチ被覆は生育促進に有効であるたまねぎ春播き栽培において、白黒ポリマルチ被覆することにより生育が促進し、収量が多くなる。黒色や緑色のマルチは生育促進効果は期待できるが、腐敗球の発生も多くなる傾向がある。 |
試行技術 平成30年(2018年)野菜花き試験場野菜部
遮光袋を利用したホワイトアスパラガス生産技術萌芽直後の白色又は穂先に淡い桃色を呈する若茎に、遮光性の高い紙製の袋を用いた遮光袋資材を被せることで夏秋期にもホワイトアスパラガスの生産が可能である。 |