研究情報

研究成果『野菜・花き・きのこ』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。

普及技術 平成15年(2003年)中信試

加工用トマト「トマト桔梗交31号」は手取り収穫向き品種として有望である

加工用トマト「トマト桔梗交31号」は、果実が大きくて堅く、ジョイントレス果柄を有し、へた離れが良く、手取り収穫しやすい多収性のジュース加工原料用品種である。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)農総試

アスパラガスの畑用ペースト潅注施肥機による追肥作業

畑用ペースト灌注施肥機(MYM51)はアスパラガスへのペースト肥料の追肥作業が省力的に行える。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

ホウレンソウべと病新レースの発生と対策

東信地域のホウレンソウで多発生したべと病は近年他県で発生している新レースによるものと判明し、薬剤による防除は予防的に処理すると効果が高い。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

環境殺菌剤「ミクロトールS」の菌茸栽培への利用

環境殺菌剤「ミクロトールS」は、接種室と作業室の害菌防除に有効である。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

エリンギ栽培における空気浄化装置「真気システム」の効果

空気と水を接触させて清浄空気をつくる真気システムは、室内の浮遊菌類密度を低くすることが可能である。さらに、加湿器を使用せずに湿度保持が可能であり、エリンギの安定生産が期待できる。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

エリンギ培地への貝化石ミネカルGの添加効果

エリンギ培地へ貝化石ミネカル G を1ビン当り8gから 12g添加することにより、5~10%程度の増収効果があり、エリンギ子実体中のカルシウム含量が増加する。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)南信試

アルストロメリアの地中冷却時間・地中温度と切り花収量

アルストロメリアの地中冷却栽培において、低地温で収量が増加する品種に対しては5℃の冷水を終日循環させ、高温期の地温を約16℃に低下させることが有効である。また20℃前後で収量増となる品種に対しては深夜電力を利用した8時間(23時から7時)冷却での対応が可能である。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

シネンシス系ハイブリッドスターチスの12月出荷技術

シネンシス系ハイブリッドスターチス「スーパーレディーローズ」と「キノブラン」の苗を、3.5号ポットに鉢上げしてから35日~45日育苗し、35日~45日低温処理後、9月10日頃に定植すると12月出荷が可能である。

試験して得られた技術事項 平成14年(2002年)野菜花き試

きのこ腐敗病菌Pseudomonastolaasiiの選択培地、改変T-PAF培地の利用技術

改変T-PAF培地は、Pseudomonas tolaasii以外の多くの細菌を阻害し、簡易同定が容易にできることから、の選択培地として有効であると考えられた。

普及技術 平成14年(2002年)野菜花き試験場

市販の品種を利用したレタス根腐病菌のレース判別方法

品種(コスタリカ4号、晩抽レッドファイヤー、パトリオット)を用いた生物検市販のレタス定でレタス根腐病菌のレース判別が可能である。また、発病ほ場に作付することでも判別可能で本手法は生産者自身が根腐病菌のレースを判定でき、耐病性品種の選定に役立てることができる。

普及技術 平成14年(2002年)農業総合試験場 野菜花き試験場

「長野式レタス収穫機」は全面マルチ栽培レタスの収穫機として実用性がある

県内の産学官共同開発による「長野式レタス収穫機」は全面マルチ栽培のレタスをマルチフィルムを破かずにほぼ損傷なく一斉収穫することができる。作業はほ場内で切り取り、切り直し、乳汁自動洗浄、箱詰めが立った姿勢で効率的に行える。

普及技術 平成14年(2002年)中信農業試験場

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として、スイートコーンのマルチ栽培に利用できる

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材としてスイ-トコ-ンのマルチ栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。

普及技術 平成14年(2002年)中信農業試験場

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として、加工用トマトのマルチ栽培に利用できる

生分解性プラスチックマルチはポリエチレンマルチの代替資材として加工用トマトのマルチ栽培に利用でき、使用後すき込むことで、マルチ回収作業の省力や使用済プラスチックの排出抑制に有効である。

普及技術 平成14年(2002年)野菜花き試験場

キャベツとケールの一代交配種「長・野交26号」は、ジュース原料用品種として有望である

キャベツとケールの一代交配種「長・26野交号」は、栽培が容易で収量が多く、ジュース原料用品種として有望である。

普及技術 平成14年(2002年)野菜花き試験場

ロメインレタス「長・野32号」及び「長・野33号」は、春・秋どり用品種として有望である

ロメインレタス「長・32野号」は、葉色が淡緑色、小型で食味が良く、葉身はサラダナのように柔らかく、葉柄は球レタスのようにシャキシャキとした食感を持ち、春・秋どりに適した生食用品種として有望である。ロメインレタス「長・33野号」は、葉色が鮮やかな黄緑色で、球重程度400gの春・秋どりに適した業務用、加工用品種として有望である。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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