研究成果『野菜・花き・きのこ』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「野菜・花き・きのこ」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 平成20年(2008年)野花試(病虫土肥部・野菜部・菌茸部)
灰色低地土アスパラガス畑におけるきのこ廃培地及び廃培地堆肥と稲わらの4年間の分解特性比較エリンギ及びエノキタケ廃培地または堆肥の重量、炭素、窒素の分解は、培地組成の違いより腐熟程度の影響が大きく、とくに 12 月に施用後、翌年 6 月までの分解は、稲わらに比べ、未熟な廃培地ほど早い。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(菌茸部)
ブナシメジ子実体を食害するキノコバエの生活史と対策長野県北部で見つかったブナシメジ子実体を食害するキノコバエは、 Mycetophilapenicillata Sasakawa 2005(和名なし)によく似た別種で、ブナシメジ生育室での雌の発育期間は 42 日、春先および晩秋に施設内に侵入し生育室内で増殖する。防除は防虫ネットによる侵入防止と捕虫器等による捕殺を行う。 |
技術情報 平成20年(2008年)南信試(栽培部)
アルストロメリアに対する補光及び地中加温の効果アルストロメリア栽培において、10 月から3月の高圧ナトリウム灯による補光と低温期の地中加温を組み合わせて実施することで切り花収量が向上する。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(花き部)
新規導入花木品目の栽培特性新規性のある34種の花木について特性調査を行った結果、定植後2~3年で早期出荷が可能な品目としてアメリカテマリシモツケ「ルテウス」と「ディアボロ」、およびスモークツリー「ロイヤルパープル」が有望である。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(花き部・病虫土肥部)、南信試(栽培部・病虫土肥部)
LED「レピガードR」の照明がキクの生育・開花に及ぼす影響LED「レピガード R 」は、照度が高いとキクの開花を抑制するが、夏秋ギクでは 2 ~4Lux 程度の低い照度では開花期や品質への影響が小さい。また、照明の均一性が高くパルス駆動によって照度を変えることが可能である。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(野菜部)
収穫時期および保存方法の違いによるアスパラガスの品質アスパラガスのルチン含量およびアスコルビン酸含量は春どりが最も高く、Brix 値や新鮮重当たりの水分含量は収穫時期による影響が少ない。若茎の硬さ(切断応力)は夏秋どりの温度下降期が最も大きく、保存により大きくなる。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(野菜部)
カラーピーマンの定植時期を分散させると7月~10月の収量を平準化できる4月から6月の定植では、定植時期が早いほど収量が多い。定植時期を4月上旬と5月上旬に分散させると7月~10月における単位面積あたりの収穫周期が平準化し、時期別に起こる収穫量のムラを軽減することができる。 |
技術情報 平成20年(2008年)野花試(野菜部・佐久支場)
夏秋どり業務用レタスにおける適品種と株間拡張による大玉生産夏秋どりレタスで業務用適性の高い品種は、エンパイヤ系やサリナス系、サリナス・エンパイヤ系、エンパイヤ・マック系の品種群に多い。また、慣行栽培より株間を広げることで大玉生産ができる。 |
普及技術 平成19年(2007年)野花試・花き
レンギョウ「ジャイアントイエロー」の12月出荷にはヒットα13の切り枝浸漬が有効であるレンギョウ「ジャイアントイエロー」について、自発休眠覚醒前の 11 月中旬から 12 月上旬に切り枝後、シアナミド剤のヒットα13の 15 倍液の切り枝浸漬処理を行えば、休眠芽の開花促進及び開花率の向上に効果があり、12 月出荷が可能である。 |
普及技術 平成19年(2007年)野花試・花き
稚苗定植技術によるトルコギキョウ抑制栽培の短日処理開始時期は、定植3~4週間後がよい稚苗定植技術によるトルコギキョウの抑制栽培では、定植3~4週間後に短日処理を開始するとロゼット化株の発生が抑えられ、4週間を目安に処理すると、開花が抑制され切り花品質が向上する。 |
普及技術 平成19年(2007年)野菜花き試験場
アスパラガス新品種「どっとデルチェ(長・野交38号)」は、寒冷地の春どり露地普通栽培用品種として有望である。寒冷地の春どり露地普通栽培に、アスパラガス新品種「どっとデルチェ」(長・野交 38 号)を用いると、従来の主要品種である「ウエルカム」に比べ、春どりでは太ものが多く、多収となる。また本品種は、斑点病の発生が「ウエルカム」に比べ少ない。 |
普及技術 平成19年(2007年)野菜花き試験場
レタス「シナノスター(長・野35号)」は.レタス根腐病レース1に対して耐病性を有し.初夏どり向き球レタス品種として有望であるレタス「シナノスター」は、レタス根腐病レース1に対して耐病性を有し、6月~7月に収穫する初夏どり向き球レタス品種として適する。また対照品種と比較し大玉球収穫株率が高く、慣行栽培下での斑点細菌病に対する耐病性も優れる。 |
普及技術 平成19年(2007年)野花試・野菜・佐久支場
葉菜類におけるセル成型育苗では、固化培地を用いると従来のセル成型育苗に比べて育苗期間および生育期間が短縮される葉菜類における固化培地セル成型育苗は、従来のセル成型育苗よりも早い生育ステージでセルトレイから抜き取りが可能で育苗日数が短縮でき、若苗(本葉1~2枚)定植が行えて、は種からの生育期間が短縮される。 |
技術情報 平成19年(2007年)野花試・佐久支場、南信試・病害虫土壌肥料
標高の異なる長野県内3地点のレタスにおけるナモグリバエの発生推移の特徴長野県内3地点のレタス株上におけるナモグリバエ幼虫個体数の推移に違いが認められる。発生は平均気温約10℃を超える時期から見られるようになり、15℃から20 ℃の間で発生量が増加する。また、20℃を超える期間が長い地域では、夏季以降の発生量の減少が著しい。 |
技術情報 平成19年(2007年)野花試・病害虫土壌肥料・花き・育種
DAS-ELISA法によるトルコギキョウえそ萎縮ウイルスの高感度検出技術トルコギキョウに発生した新種のトルコギキョウえそ萎縮ウイルス(LiNSV:新称)は、新たに作製した LiNSV 酵素標識抗体を用いた DAS-ELISA 法により、感染植物から高感度に検出できる。 |