研究情報

研究成果『果樹』

長野県農業関係試験場にて取り組んだ「果樹」の研究内容とその成果をご紹介します。

技術情報 平成24年(2012年)果樹試・栽培部

ぶどう用果実袋グレープカラー(緑)によるぶどう「シャインマスカット」の果皮色黄色化抑制効果

ぶどう用果実袋グレープカラー(緑)(小林製袋産業)は、ぶどう「シャインマスカット」における果皮色の極端な黄色化抑制効果がある。

技術情報 平成24年(2012年)果樹試・栽培部

ぶどう「ナガノパープル」における果粒の着色と果汁糖度の関係

ぶどう「ナガノパープル」の果粒は、果てい部の着色程度が進むにつれ、果汁糖度が上昇する。

技術情報 平成24年(2012年)果樹試・栽培部

点滴かん水チューブストリームライン60を利用した重力による小規模かん水法

ほ場面から120cm程度の高さに貯水タンクを設置し、ストリームライン60を水源から均等な距離になるよう樹列と平行に設置することで、リンゴわい化栽培ほ場5aに対して、均一なかん水ができる。

技術情報 平成24年(2012年)果樹試・栽培部

りんごの樹体ジョイント仕立て用苗木の育成方法

樹高が3.5m程度で誘引しやすいりんご樹体ジョイント仕立て用苗木を養成するには、「ふじ」および「秋映」の1年生マルバカイドウ台苗木を、充実した芽までごく軽く切り返し、6月まで先端新梢以外の新梢は随時基部からせん除しながら垂直支柱に誘引して1年養成する。

技術情報 平成24年(2012年)果樹試・育種部

低標高地におけるりんご早生品種の果実品質特性と評価

「凛夏」、「みよしレッド」、「夏乙女」、「ファーストレディ」は、低標高地では着色が劣り、果実障害が発生する。「夏明」と「すわっこ」は低標高地でも着色は良好であるが、「夏明」はさびの発生、「すわっこ」は心かびの発生が多いことが課題である。

技術情報 平成24年(2012年)農試・企画経営部、農業技術課

りんご樹園地評価ツールは、樹園地の生産性を客観的に評価できる

りんご樹園地評価ツールは、樹園地の立地や土壌、作業性といった農地条件と樹齢、収量性、放任期間の有無、病害虫の発生程度といった樹体条件を入力することで、樹園地の生産性を客観的に評価できる。

技術情報 平成24年(2012年)農試・知財部、南信試・栽培部

SSRマーカーを用いた県職務育成日本なし品種「サザンスイート」の識別

日本なしの長野県職務育成品種「サザンスイート」は、SSRマーカーNH207a を用いることにより供試した23品種と識別できる。

普及技術 平成24年(2012年)果樹試・栽培部 育種部

りんご「シナノピッコロ」の丸かじりに適した果実生産のための適正着果基準

りんご「シナノピッコロ」は、葉果比35~40程度に着果することで、平均果実重150~200g、 糖度14%程度の果実が生産できる。

試行技術 平成23年(2011年)果樹試栽培部 農業技術課

ぶどう「ナガノパープル」の強樹勢樹に対する主幹部への環状はく皮処理は、果皮色、糖度の向上、裂果の発生軽減に有効である

ぶどう「ナガノパープル」の強樹勢樹に対して、満開30~35日後頃に主幹に幅5mmの環状はく皮を実施することにより、果皮の着色、糖度上昇が早まり、収穫時の果皮色、糖度が向上する。裂果発生も減少する。

普及技術 平成23年(2011年)果樹試験場

りんご「シナノピッコロ」および「シナノプッチ」のカットツリー苗育成にビーエー液剤散布が有効である

りんご「シナノピッコロ」および「シナノプッチ」のカットツリー苗(フェザー付き2年 生大苗)育成において、10本以上のフェザーを確保するためには、ビーエー液剤を5回散布する。その処理濃度は、「シナノピッコロ」は100倍、「シナノプッチ」は50倍がよい。

技術情報 平成23年(2011年)果樹試環境部、南信試栽培部

果実吸蛾類に対するレピガードの効果

高輝度LED光源を用いた害虫防除機(レピガードR)を概ね7m間隔で地上 50cm の位置に上向きに設置した場合、果実吸蛾類に対して防除効果が認められた。さらに効果を高めるためには、果実面で1Lux の明るさが確保できるように設置カ所数を増設、または設置方法の検討をする必要がある。

技術情報 平成23年(2011年)果樹試環境部・栽培部・育種部

ぶどう新品種の根頭がんしゅ病に対する感受性の評価

「オリエンタルスター」、「サニールージュ」では、根頭がんしゅ病菌の接種によって形成される病徴が極めて軽微であり、保菌苗木のほ場での発病も認められなかったことから、本病に対する感受性は低いと考えられる。一方、「シャインマスカット」、「ナガノパープル」の感受性は前2品種に比べ高く、本圃において発病に至る危険性がある。

技術情報 平成23年(2011年)南信試栽培部

果実袋「特撰南水二重袋特大」による「南水」の日焼け軽減効果

日本なし「南水」に果実袋「特選南水二重袋特大」を被袋することにより、果実袋「特選南水袋特大」に比べて日焼けを軽減できる。果重、糖度、硬度等は同程度であるが、果色・地色が薄く色調が異なり「南水」用カラ-チャ-トは利用できない。

技術情報 平成23年(2011年)果樹試育種部 

あんず「信州サワー」における生食用収穫期の留意点および着果基準

「信州サワー」の生食用収穫は、満開後 80 日、糖度 11%程度を目安とし、果皮色、果こうの離脱性、核ばなれの状態を収穫期の判定指標として利用できる。なお、着果基準は葉果比 30~35 程度とする。

技術情報 平成23年(2011年)農試・知財部、果樹試・育種部

SSRマーカーを用いた県職務育成ぶどう品種「ナガノパープル」の識別

SSRマーカーVVS2、VVMD5、VVMD7、VrZAG7、VrZAG67のいずれかの1種類を用いることにより、供試した30品種から県職務育成品種「ナガノパープル」を識別できる。また、親子鑑定の結果により「ナガノパープル」の花粉親は「ロザリオビアンコ」ではなく、「リザマート」と推定される。

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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