研究成果『果樹』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「果樹」の研究内容とその成果をご紹介します。
技術情報 平成27年(2015年)南信農業試験場栽培部
ナシ黒星病菌に対するEBI(DMI)剤の効力低下下伊那郡4園地から集めたナシ黒星病菌に対するEBI(DMI)剤の効果を検討したところ、効力低下が進行していることが確認された。 |
技術情報 平成27年(2015年)果樹試験場環境部
りんごわい性台木樹における台木別の窒素吸収特性りんご「シナノゴールド」を穂品種として用いたJM7、JM1、JM2およびM.9ナガノの各台木樹で、7年間の1樹当たり累積窒素吸収量が最も多いのはJM2台木樹(M.9ナガノ台木樹を100とした指数で258)であり、以下、M.9ナガノ台木樹262g/樹(同100)、JM7台木樹(同77)、JM1台木樹(同40)の順である。一方、樹体内の窒素濃度はJM1台木樹が最も高く、以下、M.9ナガノ台木樹、JM7台木樹、JM2台木樹の順に低い。 |
技術情報 平成27年(2015年)果樹試験場・育種部
りんご受粉専用品種「センチネル」、「レッドバッド」の開花期りんご受粉専用品種「センチネル」は、果樹試験場において「ふじ」の頂芽花より2日程度早く開花し、1日程度遅く落花する。また、「レッドバッド」は、「ふじ」の頂芽花と同日頃に開花し、1日程度遅く落花する。 |
技術情報 平成27年(2015年)果樹試験場栽培部、環境部
ワイン用ぶどう「モンドブリエ」の特性ワイン用ぶどう「モンドブリエ」は4月末に発芽期、6月中旬に開花期及び満開期、10月中旬に収穫期となる晩生の白ワイン用ぶどう品種である。 |
技術情報 平成26年度(2014年度)果樹試験場育種部、栽培部
プルーン「オータムキュート」の裂果特性プルーン「オータムキュート」は、収穫1ヶ月前の8月下旬から裂果発生がみられる。果実を水浸漬することで、収穫期の3週間前頃(満開後 130 日頃)の9月初めの果実から裂果が始まり、成熟とともにより裂果発生が増加する。 |
技術情報 平成26年度(2014年度)果樹試験場育種部
すもも品種「スモモ長果1」の育成9月下旬に収穫できる大玉で高糖度の晩生種「スモモ長果1」を育成した。 |
技術情報 平成26年度(2014年度)果樹試験場育種部
りんご早生品種「リンゴ長果25」の育成8月中下旬に収穫できる着色良好で食味の良い早生品種「リンゴ長果 25」を育成した。 |
普及技術 平成26年(2014年)果樹試環境部
土壌中の可給態リン酸が50mg/100gより多いりんご樹園地では、一時的にリン酸施肥を中断できる土壌中の可給態リン酸が50mg/100gより多いりんご樹園地では、3~6年間リン酸肥料を無施肥としても樹体生育、果実収量および樹体のリン酸吸収量に影響はみられない。リン酸の施肥再開は土壌の分析値により判断する。 |
普及技術 平成26年(2014年)果樹試栽培部、農業技術課、園芸畜産課
ぶどう「ナガノパープル」の収穫適期の判定に、ぶどう「ナガノパープル」用カラーチャートが有効であるぶどう「ナガノパープル」は、満開85日後以降に、ぶどう「ナガノパープル」用カラーチャートを用い、果てい部の着色を比色し、カラーチャート指数4~5の果房を収穫することで、目標糖度19Brix%以上の果房が収穫できる。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥および化学窒素肥料の連用がりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の窒素収支に与える影響豚ぷんオガ屑堆肥2~5t/10aおよび約10kg-N/10aの化学窒素肥料を連用したりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の年間窒素持ち出し量は、果実で1.2~1.8kg/10a、せん定枝で0.9~1.3kg/10a、土壌への年間窒素蓄積量は1.0~34.6kg/10aだった。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥の14年間の連用がりんごわい化栽培園地土壌の理化学性に与える影響堆肥の連年施用により、土壌表層(0~10cm)が膨軟になり物理性は大きく改善されるが、その範囲は表層に限定される。しかし過剰に施用すると窒素、リン酸およびカリ等の養分富化や、養分バランスの悪化を招くとともに、土壌からの窒素発現量が増加する。 |
技術情報 平成26年(2014年)果樹試・環境部
豚ぷんオガ屑堆肥および化学窒素肥料の連用がりんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹の生育、収量および果実品質に与える影響りんご「ふじ」M.9ナガノ台木樹に対し、豚ぷんオガ屑堆肥2および5t/10aを14年間連用すると、窒素として10kg/10aの化学肥料を14年間連用した場合に比べ、収量増はわずかで、着色良果率は大きく低下する。 |
技術情報 平成26年(2014年)南信試・栽培部
日本なし「南水」の樹体ジョイント仕立てにおいて、ジベレリン塗布剤処理により側枝養成が促進される「南水」樹体ジョイント仕立ての側枝育成において、側枝養成1年目は新梢基部へ、側枝養成2年目以降は側枝先端の新梢基部へ、満開予定10日前~満開40日後にジベレリン塗布剤を処理することにより、新梢の生育が揃い、新梢伸長が促進される。 |
技術情報 平成26年(2014年)南信試・栽培部
日本なし「南水」の樹体ジョイント仕立て用の苗木育成において、ジベレリン塗布剤処理により苗木生育が促進される「南水」の樹体ジョイント仕立て用の大苗育苗では、ジベレリン塗布剤を新梢生育初期(4月~5月)に新梢基部へ1回塗布し、さらに新梢伸長期(6月~8月)に頂芽基部へ2回塗布することより新梢伸長が促進される。 |
技術情報 平成26年(2014年)南信農試・栽培部
高品質な「市田柿」原料柿を生産するための着果管理摘果時の葉果比を10~15とし、長野県果樹指導指針に記載の基準により行うことで、「市田柿」の干し柿加工に適した、1果重100~120g、可溶性固形成分(糖度)18度以上の高品質な果実を生産できた。 |