研究成果『作物』
長野県農業関係試験場にて取り組んだ「作物」の研究内容とその成果をご紹介します。
普及技術 令和6年度野菜花き試験場畑作部、佐久、諏訪、南信州、松本、北アルプス、長野、北信農業農村支援センター
そば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で夏播きの収量が「しなの夏そば」より多い品種であるそば「桔梗13号(しなの清流)」は耐倒伏性に極めて優れ、二期作が可能で、収量性は「しなの夏そば」より春播きでやや低く、夏播きでは多い。丸抜きの緑色は「しなの夏そば」、「信濃1号」より鮮やかで、茹で麺の色に優れる。 |
普及技術 令和6年度農業試験場作物部、上伊那農業農村支援センター
近年の気象動向に適応した硬質小麦の播種期及び播種量近年の長野県の気象条件下では、「東山53号(ハナチカラ)」及び「ゆめかおり」の播種期は10月下旬~11月上旬とする。「東山53号(ハナチカラ)」において、安定した収量が得られる10a当たりの播種量は、10月下旬では4㎏、11月上旬では8kgである。 |
普及技術 令和6年度農業試験場作物部、佐久農業農村支援センター
雑草イネの出芽動態に基づく代かき前の湛水時期及び代かきによる防除方法雑草イネは、出芽が揃う5月下旬~6月初旬に湛水し、荒代作業を浅水で2周することで防除効果が高まる。 |
技術情報 令和6年度野菜花き試験場畑作部
7月中下旬播き作型における大豆品種の特性「ナカセンナリ」、「すずみのり」を7月中下旬播きすると、生育期間が短縮され生育と収量が減少する。「ナカセンナリ」は、7月下旬播きで栽植密度を2倍に高めても単位面積当たりの子実重は増加しない。 |
農薬情報 令和6年度農業試験場作物部、南信州農業農村支援センター、木曽農業農村支援センター、松本農業農村支援センター、長野農業農村支援センター、北信農業農村支援センター
水稲の一年生雑草およびホタルイ防除にサラブレッドGO400FG、ラオウジャンボ、カイリキZフロアブルは有効であるノビエなどの一年生雑草及びホタルイの防除に水稲用初中期除草剤のサラブレッドGO400FG、ラオウジャンボ、カイリキZフロアブルの散布が有効である |
普及技術 令和6年度農業試験場作物部、長野農業農村支援センター
小麦作の強害雑草オオブタクサの生育特性と防除技術小麦ほ場でのオオブタクサの出芽は、3月から始まり、多発した場合には小麦が大幅に減収する場合がある。防除にあたっては、オオブタクサが本葉2葉期(4月上~中旬頃)までのMCPソーダ塩の散布が有効である。なお、小麦播種後の土壌処理型除草剤の効果は低い。 |
技術情報 令和5年(2023年度)農業試験場環境部
水稲品種の割れ籾率の品種間差とカスミカメムシ類による斑点米発生リスク評価水稲品種のカスミカメムシ類による斑点米発生リスクを割れ籾の発生程度に基づいて評価し、「天竜乙女」をやや高い、「つきあかり」、「ひとめぼれ」、「金紋錦」及び「山恵錦」を中、「ひとごこち」をやや低いとした。 |
技術情報 令和5年(2023年度)農業試験場環境部
水稲種子温湯処理が割れ籾の発芽に及ぼす影響60℃15分の温湯処理では割れ籾の発芽率が低下し、割れ籾率が高い種子では発芽率が90%を下回る場合がある。 |
技術情報 令和5年(2023年度)農業試験場環境部
コムギ赤かび病に対する県内主要品種の発病程度差県内の小麦の主要品種はコムギ赤かび病に対する発病程度に品種間差が認められ、接種試験による相対的な比較において、外部病徴による発病程度は「東山53号(ハナチカラ)」が高い。 |
技術情報 令和5年(2023年度)農業試験場環境部
有機物の連用処理が土壌理化学性及び水稲の収量・品質に及ぼす影響稲わら800㎏/10a(全量鋤き込み相当)の長期連用は土壌中の交換性カリウム、可給態窒素濃度を増加させる。豚糞堆肥や発酵鶏糞の長期連用は土壌中の可給態リン酸濃度を顕著に増加させる。 |
技術情報 令和5年(2023年度)農業試験場企画経営部・作物部
スマートフォンのカメラで撮影した穂の画像による水稲の帯緑色籾歩合の推定成熟期の穂を撮影し色ごとの籾数を数えるアプリは、帯緑色籾歩合を推定できる。 |
試行技術 令和5年(2023年度)農業試験場環境部
イネ稲こうじ病に対する土壌改良資材とモンガリット粒剤による被害軽減技術転炉スラグの300㎏/10aまたは生石灰の100㎏/10aを春耕起~代かき前に土壌混和する処理と、モンガリット粒剤の3㎏/10aを出穂期2~3週間前に湛水散布する処理を組み合わせることで、イネ稲こうじ病の発病が減少する。 |
試行技術 令和5年(2023年度)農業試験場環境部・作物部
水田から発生する温室効果ガス(メタン)の削減には中干し期間の延長が有効である中干しを通常の期間より延長して土壌を乾燥させることにより、水田から発生する温室効果ガス(メタン)を3割以上減少させることができる。 |
普及技術 令和5年(2023年度)農業試験場作物部、野菜花き試験場畑作部、松本農業農村支援センター
帰化アサガオ類が発生した大豆ほ場における雑草防除にトレファノサイド乳剤の播種前土壌混和処理を加えた防除体系が有効である大豆ほ場で発生する帰化アサガオ類及びその他の一年生雑草に対して、トレファノサイド乳剤の播種前土壌混和処理を加えた除草剤の体系処理は防除効果が高い。また、大豆播種前後の作業集中の緩和を目的として、トレファノサイド乳剤を事前に土壌混和処理する体系や、播種後の土壌処理型除草剤を省略した生育期茎葉処理型除草剤との2回体系でも高い防除効果が得られる。 |
普及技術 令和5年(2023年度)農業試験場作物部・環境部、上伊那農業農村支援センター
小麦「東山53号(ハナチカラ)」の肥培管理技術「東山53号(ハナチカラ)」は、基肥窒素量を8㎏/10a、開花期に追肥窒素量で8kg/10aの追肥をすることで、安定した収量とタンパク質含有率の確保が可能である。また、上伊那地域の黒ボク土では、開花期の追肥窒素量の減肥が可能である。 |