オリジナル開発品種
長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。
ナガノパープル(ぶどう)
成熟期は長野県須坂市で9月上旬です。商品性のある果実を栽培するためには、花(果)房へのジベレリン処理が不可欠です。果皮色は紫黒で果粉が多く、果粒は倒卵形、13~15g程度、果皮のはく皮は困難、果肉特性は崩壊性で、果肉はやや硬く、歯切れが良く、フォクシー香を有します。皮ごと食べられます。糖度は18~21%、酸含量は0.4~0.5%程度です。収穫期前の降雨により裂果が発生する場合があることから、施設栽培を前提とします。
栽培適地・普及状況
県下全域
平成30年の長野県における栽培面積はおよそ164haです(園芸畜産課調べ)。
参考情報
過去の文献により作成したブドウの親子関係を図にしました。長野県育成品種以外を含みます。添付ファイル(画像)をご覧ください。2012年12月5日作成ブドウの親子関係図(JPG:183KB)