研究情報

オリジナル開発品種

長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。

シナノリップ(りんご)

シナノリップ

着色が良好で食味が良く、早生品種としては日持ち性が良好な品種である。
育成地(長野県須坂市)における成熟期は8月中下旬で、「つがる」に比べ5~10日早い。満開後成熟に要する日数は100~110日程度である。
果実は扁円形で果実重は300g程度である。紫紅色にほぼ全面に着色し、糖度14~15%、酸度0.4%程度で「つがる」より着色良好で濃厚な食味である。
貯蔵性は常温では7日程度、冷蔵では1ヵ月程度である。


栽培適地・普及状況

平成30年(2018年)2月品種登録。
既存のりんご栽培地域ならどこでも栽培できます。なお、令和3年3月現在、長野県内に住所を有する者が長野県内においてのみ栽培可能です。
令和元年の長野県における栽培面積は89haです(県園芸畜産課調査)。

関連品種

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長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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