オリジナル開発品種
長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。
信州大実(あんず)
成熟期は育成地(長野県須坂市)では7月中旬に成熟する晩生種。「新潟大実」より約10日遅い。
果実の形は円形。果実の大きさは80~90g程度で大きい。
果皮は橙黄色でやや淡く、陽光面は紅色に着色する。裂果の発生は少ない。
果肉の色は橙黄色。
糖度はBrixで10%前後。甘味は中程度である。果汁の酸度はpH3.2程度である。
核は離核である。
加工は二つ割シロップ漬け用に適する。
栽培適地・普及状況
現在のアンズ栽培地域での適応性は十分である。