オリジナル開発品種
長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。
リンゴ長果34(キルトピンク)(りんご)
育成地(長野県須坂市)において11月上旬から中旬に収穫でき、糖度と酸度が高く食味は濃厚で、果肉がピンク色に着色する品種である。生食用に加え調理、加工業務用としての利用が期待される。
満開後成熟に要する日数は190~200日程度である。
果実は円形で果実重は300~400gである。果皮は濃い紅色に着色し、糖度15%程度、酸度0.8g/100ml程度で糖酸比は20程度であるが、食味は濃厚である。
冷蔵条件で2ヵ月程度は貯蔵できる。
果皮における斑点性の生理障害や梗あ、がくあ部に裂果が発生することがある。
栽培適地・普及状況
令和3年(2021年)1月出願公表。
令和3年秋以降に苗木の販売が予定されています。
既存のりんご栽培地域ならどこでも栽培できます。なお、令和3年3月現在、長野県内に住所を有する者が長野県内においてのみ栽培可能です。