研究情報

オリジナル開発品種

長野県農業関係試験場にて開発した新品種/オリジナル品種をご紹介します。

山恵錦(酒米)(水稲)

山恵錦(酒米)

「美山錦」と同じ熟期の品種で、稲の丈が短く倒伏しにくく、冷害やいもち病に強い特徴がある。
収量・玄米重とも「美山錦」より優れ、心白(粒の中心の白濁部位で良好な麹造りに必要とされる)の発現率が高く、玄米の外観品質が優れている。
精米時の割れが少ない等の加工適性があり(高度とう精)、清酒(純米吟醸酒)での食味試験の結果、芳醇な含み香があり、なめらかさがあると評価されている。


栽培適地・普及状況

令和2年(2020年)3月に品種登録。
長野県では標高800m以下(北信は700m以下)の地帯が栽培適地です。
令和2年の長野県における栽培面積は45haです(農業技術課調査)。


参考情報

長野県オリジナルの酒米「山恵錦」の新品種開発ストーリー

関連品種

農業関係試験場について

長野県農業関係試験場は、県内6つの試験場を中心に農業・水産業の課題解決のための試験研究を行っています。

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