- 2019.05.09
- お知らせ
- 全試験場
試験場だより 令和元年5月号(512号)
農業試験場
- 「信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム」キックオフ会議が開催されました
農林水産省では「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」を公募し、「中山間地農業を支える集落におけるスマート農業技術を駆使した先進的水田複合経営の実証」課題が採択され、「信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム」が取り組むこととなりました。4月10日、JA上伊那春富支所において、キックオフ会議を開催し、コンソーシアムメンバーにより、研究設計書及び今年度の計画について検討しました。5月初旬の、直進アシスト田植機による田植え作業から実証が開始されます。 - G20気候持続可能性作業部会の視察がありました
G20気候持続可能性作業部会は、G20各国から気候変動を担当する実務者が参加し、議論した結果を今年6月に開催予定のG20首脳会議(大阪サミット)につなげる役割を担っています。4月15日(月)、作業部会のメンバーが来場し、農業試験場と果樹試験場が取り組んでいる温暖化に適応するための技術開発について視察を行いました。
果樹試験場
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今年の果樹の開花はほぼ平年並みとなりました
今年は3月までは気温の高い日が多く、発芽の時期は平年より数日程度早くなりました。しかし、4月に入ってからは、気温が平年より低い日が多くなったことから、開花はほぼ平年並みとなりました。
野菜花き試験場
- 農業大学校農学部野菜花き実科・研究科に3名入学しました
長野県農業大学校農学部野菜花き実科・研究科に、今年度3名(実科生2名、研究科生1名)の学生が入学し、4月9日(火)に農業大学校(長野市松代町)において総合農学科などと合同で入学式が挙行されました。10日には学舎となる野菜花き試験場(塩尻市)において、講義や実習を担当する職員との対面式が行われました。11日にはオリエンテーションを行い、12日(金)からは講義や実習が始まりました。
畜産試験場
- 農業大学校農学部畜産実科研究科の対面式を行いました
4月10日、平成31年度長野県農業大学校農学部畜産実科研究科の新入生と講師を務める畜産試験場職員との対面式を行いました。今年度の入学生は昨年度の7名から大きく増え、畜産実科生12名と畜産研究科生2名の計14名です。
南信農業試験場
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農業大学校 南信農業実科・研究科の始業式を行いました
4月10日、平成31年度長野県農業大学校農学部南信農業実科・研究科は、3名の新入生を迎え、始業式を行いました。前日に農業大学校の合同入学式で入学を許可された実科生は、場長から南信農業実科の学生として有意義な学生生活を送るよう激励を受けました。
知って納得
- 果樹の害虫ナミハダニを食べる天敵カブリダニ類(果樹試験場)
今月は、果樹試験場からお届けします。ナミハダニは、農薬に対する抵抗性を獲得しやすく、防除に最も苦慮している害虫です。このナミハダニの防除に、果樹園やその周辺に生息している土着の天敵カブリダニを活用することが全国で検討されています。
5月の行事予定はこちらをご覧下さい。