- 2017.08.04
- お知らせ
- 全試験場
試験場だより 平成29年8月号(491号)
農業試験場
- 県内の大規模水田経営者の皆さんとの意見交換会(出張農業試験場)を開催しました
7月24日に松本市にて大規模水田経営者の皆さんとの意見交換会を開催しました。交換会では、研究テーマごとに試験場から研究成果を紹介し、経営者の代表から試験研究への要望等を頂いた後、意見交換しました。経営者の皆さんから貴重なご意見を頂きました。
果樹試験場
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果樹試験場の成果発表会を開催しました
果樹試験場では7月に試験場公開セミナー及び試験場一般公開を開催して、研究成果を発表しました。公開セミナーは7月6日に開催し、講演、研究成果の紹介、今後の試験研究等について意見交換及び圃場視察を行いました。7月29日に開催した試験場一般公開(農業試験場、病害虫防除所共催)では研究成果の展示、夏休みの子供たちの研究体験、農業大学校紹介、栽培相談及びくだもの等の試食と販売を行いました。多くの方のご来場ありがとうございました。
野菜花き試験場
- 需要期出荷に向けたキク類の開花調節技術について
野菜花き試験場ではキク類の開花特性を把握するとともに、赤色LEDによる開花調節技術を開発中です。日長制御による開花調節技術の確立により、本県産キク類の安定的な需要期出荷が期待されます。
畜産試験場
- 長崎県島原市認定農業者の視察研修を受け入れました
7月12日、長崎県島原市認定農業者協議会からの依頼により、信州の肉用牛生産に関する視察研修を畜産試験場で受け入れました。当日は、認定農業者28名が来場し、信州プレミアム牛肉の認証制度や、牛肉脂肪中のオレイン酸割合を高めるための飼養技術について、畜産試験場の研究員から講義を受けました。 - 平成29年度長野県自給飼料共励会(第1回)が開催されました
7月20日に長野県自給飼料共励会(牧草の部)の官能審査会が、畜産試験場(塩尻市)で開催されました。自給飼料共励会は、安全で良質な自給飼料の生産・貯蔵技術の向上を図り、畜産経営の安定と発展に資するため、園芸畜産課が主催し、毎年開催されています。 - サシバエ講習会を実施しました
7月28日に畜産試験場でサシバエ講習会を開催しました。サシバエは体長5mm程度の吸血性のハエで、牛舎に生息し、春から秋にかけて朝夕、毎日吸血します。近年、長野県内でも大きな問題となっています。 - 平成29年度高校家畜審査競技会が開催されました
7月28日に長野県学校農業クラブ連盟主催の家畜審査競技会が当場で開催されました。この競技会は、教科の学習や学校農業クラブ活動を通して得た家畜審査技術の成果を発表し、互いに技術を高め合い、職業的な能力を養うことが目的です。
南信農業試験場
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「なし樹体ジョイント仕立て栽培」の先進地視察研修が開催されました
日本なしのジョイント仕立ては早期から収量を上げることができ、管理作業が省力化できる技術です。7月26日に小布施町の先進農家の果樹園を視察し、ジョイント栽培の現況を確認すると共に関係者の皆さんと意見交換しました。
知って納得情報
- ハダニ類の土着天敵カブリダニについて
果樹害虫の中でハダニ類は、体が小さく見つけにくいことに加え、殺ダニ剤が効きにくくなることが早いことから、防除に最も苦慮している害虫です。今回は、害虫のハダニ類を捕食する天敵のカブリダニ類について解説します。
8月の行事予定はこちらをご覧下さい。