- 2017.07.06
- お知らせ
- 全試験場
試験場だより 平成29年7月号(490号)
農業試験場
- 信州農業を革新する技術開発に向けた多分野連携マッチングフォーラムを開催しました
6月23日に工業技術総合センター 環境・情報技術部門(松本市)において信州農業を革新する技術開発に向けた多分野連携マッチングフォーラムを開催しました。マッチングフォーラムは、農業関係試験場が有するニーズに、企業等が持つ新たな発想・技術(シーズ)をマッチングさせて、従来にない技術や機械の開発を進めていくための課題共有の場です。 - 「NAGANO WINE栽培情報ネットワーク」を始動させました
農政部では平成29年度の主要事業として「NAGANO WINE 栽培情報プラットフォーム構築事業」を推進しています。その一環として、6月1日に「長野県ワイン用ぶどう栽培情報ネットワークホームページ」を開設しました。
果樹試験場
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果樹試験場内での視察や研修が盛んに行われています
果樹試験場では、毎年生産者の皆さんを中心に圃場の視察見学を受け入れています。本年も6月に入りリンゴやモモの視察が県内外から相次いでいます。生産者の視察以外にも、6月13日、27日には、隣接する相森中学校から大勢の視察見学がありました。
野菜花き試験場
- アスパラガス短期完結栽培等新技術現地研修会が開催されました
5月23日に野菜花き試験場(塩尻市)で、アスパラガス短期完結栽培等新技術現地研修会が開催され、県内各地の普及センターやJAから60名余が参加しました。アスパラガスの短期完結栽培は、野菜花き試験場が平成28年度に試行技術として提案した栽培法です。
畜産試験場
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茎葉型飼料用イネの乾田不耕起直播栽培試験を行っています
飼料用イネの栽培は、飼料自給率向上対策や水田の有効活用として全国的に行われています。普通の水稲栽培は耕起・代かきをした後に苗を植えますが、乾田不耕起直播栽培は、乾いた田んぼに直接種をまきます。6月6日に種まきを行い、およそ2週間で芽が出てきました。 -
乳牛・肉用牛の飼養管理に関する講習会を行いました
5月29日、畜産試験場において乳牛のボディコンディションスコアおよび肉用牛の栄養度に関する伝達講習会を行いました。 - 家畜人工授精師養成講習会(受精卵移植)及び営農指導スタートアップ研修を行なっています
平成29年度家畜人工授精師養成講習会(体内受精卵移植・牛)が当場で開催されています。学科講習が6月15日から23日、実技講習が26日から7月11日までの日程です。また、JA長野県営農センターの依頼による「営農指導スタートアップ研修」も行われています。
南信農業試験場
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なし「サザンスイート」大規模実証ほ場の巡回調査を行いました
長野県オリジナルなし品種「サザンスイート」は、8月中下旬に成熟する早生種で、ナシ黒斑病に抵抗性、ナシ黒星病に耐病性を持ち、糖度が高く、食味がよい品種です。6月20日に県内5か所の実証モデル園を関係者で巡回し、結実状況や今後の管理方法について検討を行いました。
知って納得情報
- 水田に発生する藻類について
水田では、水中に緑色をしたマット状のものができますが、これは藻類の固まりです。藻類が発生すると水稲の生育に悪影響があります。今回は水田で発生する各種藻類について解説します。
7月の行事予定はこちらをご覧下さい。