- 2017.06.06
- お知らせ
- 全試験場
試験場だより 平成29年6月号(489号)
農業試験場
- 信交酒545号(山恵錦)の研究成果報告会を開催しました
5月15日に県工業技術総合センター食品技術部門で、現在品種登録出願中の酒造好適米新品種「信交酒545号(山恵錦)」の研究成果報告会が開催されました。この新品種は栽培特性や加工性に優れており、生産者や蔵元から大きな期待が寄せられています。
果樹試験場
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果樹試験場「摘果デー」を開催しました
5月24日に果樹試験場「摘果デー」を開催しました。「摘果デー」は生産者や関係機関・団体等の協力を得て毎年開催しており、本年は約120名という大勢の方に参加いただきました。今年は、中島副知事も参加し、摘果作業の合間には、生産者の方々と県内果樹生産の将来像や、試験研究に対する要望などの活発な意見交換がなされました。
野菜花き試験場
- セルリー新病害の環境にやさしい防除法開発により当場研究員が日本植物病理学会学術奨励賞を受賞しました
野菜花き試験場ではセルリー萎黄病の原因を解明するとともに化学合成農薬に頼らない環境にやさしい防除技術を開発しました。今回、日本植物病理学会から、将来が期待される若手研究者を対象とした「学術奨励賞」が、研究を担当した環境部の山岸研究員に授与されました。 - タマネギの春播き栽培試験が始まりました
野菜花き試験場では、タマネギの春播き栽培試験を始めました。今年度から3年間にわたり、県単プロジェクト研究「タマネギの春播き栽培技術の確立と省力的な育苗方法の開発」として重点的にタマネギ栽培試験に取り組んでいます。
畜産試験場
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とうもろこしとソルガムの播種が始まりました
とうもろこしとソルガムの播種作業が、5月11日に阿智村の現地ほ場を皮切りにスタートしました。とうもろこしの播種作業は5月いっぱいで終了しましたが、ソルガムの播種は、毎日の天気をみながら6月中旬まで続きます。 - 平成29年度定期種畜検査が実施されました
家畜改良増殖法に基づく平成29年度定期種畜検査が5月10日に当場で実施され、独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場から種畜検査員が来場して種畜の個体確認と審査等を行いました。
南信農業試験場
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「市田柿剥皮工程のための自動判別・高精度位置決めロボット開発」の第1回研究推進会議を開催しました
5月26日に南信農業試験場において「市田柿剥皮工程のための自動判別・高精度位置決めロボット開発」に向けた研究推進会議を開催しました。「市田柿」の加工作業は剥皮機(自動皮むき機)を利用している他は、ほとんどが手作業です。本研究は、皮むき作業をロボット化し、省力化を図るとともに余剰労力を生産拡大に結び付けることを目的としたプロジェクトです。
知って納得情報
- ナシ黒星病、「幸水」収穫期の果実発病を抑えるには
近年、日本なし栽培では黒星病の発生が増加傾向にあり、春期の発病ばかりでなく、収穫期の果実発病が問題となっています。今回はナシ黒星病の防除適期について解説します。
6月の行事予定はこちらをご覧下さい。