- 2016.12.13
- お知らせ
- 全試験場
試験場だより 平成28年12月号(483号)
農業試験場
- イタリアで開催の国際りんご見本市で「シナノゴールド」が「yello®」の商標で商業栽培を開始する公式発表が行われました
平成28年11月23日~25日にイタリア国ボルツアーノで開催された国際りんご見本市「インターポマ2016」において、県果樹試験場が育成した黄色いりんご「シナノゴールド」が、「yello®」の商標で大規模商業栽培開始となる公式発表が行われました。 - 「風さやか」の栽培に取り組んだ長野市の小学5年生が社会見学に来場(11月24日)
11月24日、長野市立城東小学校の5年生(54名)が、八重森庁舎へ社会見学に来場しました。
果樹試験場
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りんご「ふじ」の収穫と選果・箱詰め研修
果樹試験場では、11月中旬から「ふじ」の収穫と選果が本格化しています。「ふじ」は、他の品種より選果の階級が多く、贈答品としても出荷されることから、毎年職員、学生がそろって果実の選果や箱詰めの研修を行っています。
野菜花き試験場
- キャベツの品種審査会を開催しました(11月11日)
11月11日にキャベツの品種審査会を野菜花き試験場(塩尻市)で開催しました。 - 「きのこ技術力強化研修会」が開催されました(11月10日)
11月10日に「きのこ技術力強化研修会 ~害虫調査手法実践研修~」が(一社)長野県原種センター(長野市)において開催され、菌茸部 風間研究員が「歩行性生物の調査手法」について講演しました。
畜産試験場
- 受精卵移植技術を活用し、交雑種の雌牛から和牛(黒毛和種)の双子が産まれました(10月14日)
畜産試験場では、効率よく子牛を生産する技術として交雑種(父:黒毛和種、母:ホルスタイン種)に和牛の双子を産ませる試験を検討しました。今年の1月8日に黒毛和種の受精卵(胚)2個を交雑種雌牛に移植し、去る10月14日、和牛(黒毛和種)の双子が無事産まれ、順調に育っています。 - 第65回北信越畜産学会大会で研究成果を発表しました(11月10~11日)
11月10~11日に北信越5県を対象とした第65回北信越畜産学会大会が新潟市内で開催され、当場からは4題の研究成果を発表しました。
南信農業試験場
- 飯伊地域の平成28年産果樹栽培反省検討会が開催されました(11月22日)
11月22日に、飯伊農業振興協議会(園芸部会)が主催する平成28年産果樹栽培反省検討会が当場において開催されました。当場からは、適正な管理技術や災害対策技術等についてアドバイスしました。
知って納得情報
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アルストロメリアに対する二酸化炭素施用の効果
アルストロメリア栽培では、温室の換気量が少なくなる低温期に日中の温室内の二酸化炭素が光合成で消費され、通常の大気中濃度より大幅に減少することがあります。このような状態では、二酸化炭素の不足により光合成が抑えられてアルストロメリアの切り花収量や品質が低下します。そこで、換気を抑えたハウスで、日中に燃焼式二酸化炭素発生機を用いて800ppm程度の濃度で管理を行ったところ、切り花収量が約2割増加しました。
12月の行事予定はこちらをご覧下さい。